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<title>銀陀羅</title>
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<description>シルバーアクセサリーについてアンテナを張り巡らせるとか巡らせないとか</description>
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<title>「FUEL SILVER ACCESSORY BRAND FESTIVAL」☆毒抜き☆</title>
<description>鉄は熱いうちに打て、さもなくば死ね、という言葉もあるので満足に整理する時間もない中ですが忘れもしないうちに殴り書きをします。といって、別にスカスすつもりはないですが、有明だ幕張だドームだというイベントではないですから、そういうテンションではないです。まず、こうした試行錯誤が制作者主導で行われることを、大変ポジティブに捉えています。クラフトマンのイベント、アクティビティ、まあそういった作って売る以外のアクションというと、百貨店の催事や特集、在店イベント、もしくは蚤の市系イベント..</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2016-08-25T00:23:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
鉄は熱いうちに打て、さもなくば死ね、という言葉もあるので満足に整理する時間もない中ですが忘れもしないうちに殴り書きをします。<br />といって、別にスカスすつもりはないですが、有明だ幕張だドームだというイベントではないですから、そういうテンションではないです。<br /><br />まず、こうした試行錯誤が制作者主導で行われることを、大変ポジティブに捉えています。<br />クラフトマンのイベント、アクティビティ、まあそういった作って売る以外のアクションというと、百貨店の催事や特集、在店イベント、もしくは蚤の市系イベント、あるいは音楽やバイクや学術系や…関連他業種イベントの出展がほとんどでしょうか。<br />中にはクラブイベントを主宰したり、ショーやパーティなどを開催することもありますが、マンパワー的にもそんなにハードルの低いことではないでしょう。<br /><br />何の話かというと、お膳立てされたハコにブースを構えて展示するイベントが主流の中、発信者が主体的に働きかけるイベントということについては積極的に応援していきたいと、そこは明確に申し上げておきたいところです。<br /><a name="more"></a><br /><strong>◆本イベントについて</strong><br />当日参加を前提とした記事にするとあまり意味がないので、このイベントについて、そもそもやっていたことを知らずにこのエントリを見る人からを対象に、整理したいと思います。<br /><br />8月20日、21日の2日間にわたって、愛知県岡崎市のSTUDIO Venom Glowにて、国内の多数のブランドが「FUEL SILVER ACCESSORY BRAND FESTIVAL」と銘打ち、合同でイベントを行いました。<br /><a href="http://www.venomglow.com/fuel/" target="_blank">http://www.venomglow.com/fuel/</a><br /><br />インストアの合同展との違いは集結する出展社数、それと2日間4組で行われるリアルタイムコラボレーションメイキング、「クリエイションバトル」。<br />それから、dual flowの真鍮板カービングパフォーマンス、STRANGE FREAK DESIGNSによる3Dモデリング実演。ANOTHER HEAVENのスタッズ打ち込み（レザー）、KAGEMARU DESIGNSの造形実演。<br />それらのコンテンツ展開、それとフリースペースを設けて交流をするスペースも取られていました。<br /><br /><strong>◆コミュニケーション</strong><br />面積的には限りがあったという部分はありますが、少なくとも個人的には色々な話が出来て有意義だったと思います。<br />単独のストアイベントよりは密度も広さも大きくコミュニケーションできたのかなと。<br />ただ、あまり自分の立場を内に置いて書くのは好きではないのですが、事実として僕自身のこれまでの関係性があったからであることは否めないので、これは個人によって大きく差が出るところではあったかと思います。<br /><br />初日などは、特にDEAL DESIGNの山下氏が積極的に各デザイナー陣と絡む一幕があり、それが場を盛り上げる一つになっていたところもあったような気がします。<br />よろしく頼まれていたのかただお酒でアガっただけなのかは存じませんが、もしかしたらそのあたりは、皆さん自由にご歓談、だけでなくポイントで仕切りを入れても良かったかもしれません。<br /><br /><strong>◆ライブパフォーマンス</strong><br />パフォーマンス類については、非常にシンプルな話ですが豪華なメンバーのクリエーションをいっぺんに見られるという点で非常に貴重な場になったと思います。<br />やっぱり正直なところ、ノコや鎚でのアナログ作業の職人仕事っていうのはロマンがありますし、ややワードとしては陳腐化してきていますが一点一点職人の手で、というのを本当の意味で体現している工程だと感じてしまいます。鋳金が悪いとかいう気はないんですけど、それでも。<br />だからこそ多くの顧客がカスタムメイドに惹かれるのでしょうし、とはいえじゃあそれが必ずしもレギュラー品に優るかというとそれはまた別の話だったり、まあこれはなかなか、永遠のジレンマかもしれませんが。<br /><br />テーブルを並べて二人のクリエイターが作業をする、またその同空間で一発勝負のカービングも行う、というのはじっと見ていてもそう退屈させない、特に刻々と進んでいくのが視認しやすいカービングはいいアクセントであり、また場を繋ぐのにも効果的だったと思います。<br />サイズも大きいから出来上がりはやっぱり迫力ありましたしね。<br /><br /><strong>◆ブランド＆アイテム</strong><br />ほとんどは既知ではありましたが初見もいくつかはありました。<br />また清葉氏の切り絵という異質を取り込んだのは意外でしたが、作風の親和性もあるので場作り的にも良かった気がします。この考え方の方向性は良いんじゃないでしょうか。何でもかんでも「アートごった煮」にすればいいわけではないですが。<br />今回は比較的繋がりの自然なラインナップである意味安心感もありつつ、一斉に並ぶというインパクトもありつつでしたが、ここからさらに異分子というか、変な話「慣れ」のない面子の比率が高まってくるとそれはそれでどうなるのかな、という関心が出てきますね。そんなん簡単に言うなよ、という話だと思いますが。<br />勝手に具体名出すのも仁義的に違うのでそこまではしませんが、いろいろ想像するとシュールな絵が浮かんで、面白いかもしれませんねえ。<br /><br /><strong>◆引っかかった点</strong><br />一方で客観的に一つ大きく気になったのが、ターゲット設定がどこにあったのだろうか、というところでした。<br />ガッツリ販売するぞ、という企画というには集客の経緯も環境面でも、既存ユーザーに特化しているような印象を受けます。中長期で見ればある程度お金を落とす顧客ではありますが、すでに十分吐き出している客層でもあります。<br />ですので、費用を掛けながら実施されている各社、各デザイナーには恐縮ですが、収益よりは接点の拡大を主眼に置いたイベント、これは事前からそういったイメージがありました。<br /><br />具体的に言いますと彫金ブース。これは正直コンテンツとしては、機能不全になってしまった感があります。<br />余力があればMCを立てても良かったですし、定点カメラなど置きたいところだったな、と思います。結局背後に立って手元を覗けるほどの一般客はそうそういないと思いますし、誰が誰みたいなことも知っている人しか知らないわけですので、何が起きているか見せることを重視するともっとよくなるのかなと。<br />実際、S.F.D古谷氏の３Dモデリング実演では客向けのモニタを立ててありました。これが作業モニタを覗きこむのでは、客のヒキは全くなかったことでしょう。そういうことだと思うわけです。<br />まあリソース的なハードルがあるとしても、例えば…これも余力の問題かもしれませんが、「ライブでこれを作ります」「できましたご覧ください」のフィーチャーは必要かな～、というところでしょうか。<br />足していく方向で言うと、ただの垂れ流しであっても手元のストリーミング配信などしても良かったと思います。<br /><br /><strong>◆継続に向けて思うこと</strong><br />作業をどう味付けしてコンテンツに昇華させるか、ということは今後様々なイベントにおいて、マンネリ化を防ぐ意味合いでも突き詰めていく価値はあるでしょうし、今回のイベントもその道の途中と言えるかもしれません。<br /><br />今回のイベントは、岡崎の、繁華街からも少し距離のあるロケーションで、基本的には狙い撃ちの来場者にかなり絞られるという前提がありました。<br />そこにはるばるコストや時間をかけてきたお客さんをもてなす、スペシャルな楽しみを与える、ということが至上命題であれば、ここから先はまた別の話かもしれません。<br />なのですが、せっかくなら次は…ということで率直に言いますと、やはりインナーの印象が否めなかったということです。<br />いちユーザーとして言うなら、なんやかんやで両日昼過ぎからクローズまで場が持っていますし、最初に挙げたように有意義に過ごせました。一方で絶対数としてそれを体験できる人数がもっと増える方向に行った方が良いんじゃないかな…という思いもあるわけです。<br /><br />おそらく当日使われたチケットから分析されていると思いますが、事前の情報、告知がどれだけリーチしたのだろうか？とか、参加したブランドは新しい知名度をどれだけとれたのかな、とか…<br />イベントとして、あるいは参加するブランドの目標とその到達度はどのように考えられていたのか、余計なお世話もいいとこの話でありますが、「次があるか」というのはそこに集約されてくると思うので、いささか気がかりになってしまうのです。発展しながら続いてほしいですから。<br /><br /><strong>◆ザ・小市民的弁解</strong><br />ただ、こういった話も、作り手からすればやっぱり物を作って見せることが本分ですから、「良いからアイテムを見て感じやがれい！」という部分もあるかもなあ、とは思ったりします。<br />ですからこの、もしも主催側の方々の目に留まった場合には「大きなお世話だこの野郎」と思われても仕方ないような記述もしましたけれど、その辺りはクリエイター個々の価値観もあるでしょうし、どのような骨子に基づいて皆さんが承認しあったのかなど、内部情報になるようなことはこうした記事を書くだろうと思っていたこともあって意識的に「踏み込まないように」話を聞いています（伺った話で内部事情に触るかも…という話題については、残念ながら全カットしています）。<br />ですのでまあそう言う見え方もあるのだなと、現実はそうなんでも上手くはいかんけども、ということで適宜処理していただけると幸いだな、と思う次第です。<br />万一「この記述は差し控えてくれ」ということがございましたらお申し付けくださいませ。<br /><br />以上、なるべく鮮度のあるうちにということで突貫で起こした所感でございました。

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<title>Vallucina</title>
<description>11か月ぶりのご無沙汰です。もういつ閉じるかという状況ですが備忘録的なこともあって活かしています。今回は超久しぶりに特定ブランドを取り上げてみます。なんでやろうと思ったかっていうと普段露出がないブランドだからです。Vallucinaと書いてヴァルキナというブランドです。こういう感じのアイテムです。</description>
<dc:subject>ブランド</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2016-04-21T01:28:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
11か月ぶりのご無沙汰です。<br />もういつ閉じるかという状況ですが備忘録的なこともあって活かしています。<br /><br />今回は超久しぶりに特定ブランドを取り上げてみます。<br />なんでやろうと思ったかっていうと普段露出がないブランドだからです。<br />Vallucinaと書いてヴァルキナというブランドです。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_9497.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_9497-thumbnail2.JPG" alt="IMG_9497.JPG" height="112" border="0" width="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_9497-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_9496.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_9496-thumbnail2.JPG" alt="IMG_9496.JPG" height="112" border="0" width="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_9496-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />こういう感じのアイテムです。<br /><a name="more"></a>もうこの時点で十分なんだろうな、御託は邪魔くさいだけかもな、と最近の私は思います。<br />やってきたことをひっくり返すようなあれですが、あまり言うのも野暮ったく思えてきました。<br />どうせ私、一般ユーザーだし。<br /><br />でもまあなんかしら言います。<br /><br />こちらは結構前から制作ははじめられていて、徐々にアルファベットを増やしていました。<br />いよいよあとはZの1文字ということで、ラインナップの見ごたえも出てきたというわけです。<br /><br />なのですが現状しっかり見られる場が限られていて、WEBでラインナップを並べて見られる機会がありません。<br />なもんですから、簡易ではありますが写真を載せました。<br />ご覧のように、よくあるイニシャルアクセサリーとちょっと違って、かなりしっかりがっちりとしたデザインです。<br />アルファベットをモチーフとしたガチのシルバーアクセサリーという趣が強く、お土産っぽかったり記念品ぽかったりするのとは出発点がちょっと違うような印象を受けます。<br />基本的にはブロック体のローマ字ベースをしっかり作った上に装飾を施していく構成です。Jだけちょっと崩していますが。逆にI,O,Uなどはベースの文字部分の上に乗せていませんね。<br />文字をどれくらい活かすか、腕の部分や文字の脇の装飾など、けっこう計算されているので、こうして並べた時に見栄えがします。<br />とはいえ結構な期間を掛けているので技術も進化して、Bに関しては突出して凝っていますが、まあ御愛嬌ということで。<br /><br />当然私の場合まずは「R」を押さえるわけですが、こんな感じです。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF2107.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF2107-thumbnail2.JPG" alt="DSCF2107.JPG" height="100" border="0" width="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/DSCF2107-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF2108.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF2108-thumbnail2.JPG" alt="DSCF2108.JPG" height="100" border="0" width="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/DSCF2108-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />集合写真とちょっと違いますね。<br />これはコラボレーションアイテムで、【ruin elFranq（ルイン　エルフランク）】のフリルを向かって右面にあしらったものです。<br />オリジナルのRのこの面の腕にもうひと手間欲しいと思っていたのですが、コラボレーションで生まれたこの子はその見事な解決になっていました。<br />文字面に覆いかぶさってくるようなレイアウトもちゃんと凝っていて大変良いです。<br /><br />ただ一言だけ言わせてもらいますと、両者ともブランド名称が難しいです！暗記できない！（笑）<br /><br />まあ良いですけど…<br /><br />あとは着用感ですが、見ての通りボリュームはあります。裏抜きがなく接地面が広いのであまり重いとは感じないですが、メンズアクセ慣れしているのでそこは参考にしないでください。<br />重量配分はしっかりされていて、回ることはないです。頭でっかちでもないので、そこも実際ほど重く感じない要素の一つでしょう。全体大きくなくてもトップに重量が偏っていると重く感じることがありますからね。<br />もちろん文字により若干バランス感も違うとは思います。<br /><br />サイズはけっこう小さいのまで行けるようです。見たのだと、小さいので6か7号くらいかな、というのまでありました。<br />そのあたりになると縦幅の割合が大きくなってくるので、通常より大きめの号数を選ぶと良いでしょう。<br />密着するので指が黒くなりやすいと思いますが、それを受け容れられれば真鍮は比重が小さいので重さも控え目です。<br /><br />どうもごついシルバーアクセ感を打ち消すようなことを言っていますね。<br />そうです、私これ女性に勧められると思っています。<br />サイズ的にはなかなかのいかつさですが、女性が一点着けするのに十分耐えうるデザインだ、と第一印象で感じました。<br />I,O,Yみたいなすっきりしたものは特に、あるいはM、N、Xのようなエッジィなものもぼってりとせずに着けこなせると思います。<br />そういうところでもちょっと珍しいので、まあ今更波及力も望めるもんではないですが、投げかけてみたかったわけです。<br /><br />直近ではデザインフェスタに出展されますので、関心を持たれた方は覗いてみると良いでしょう。<br />Twitter、Instagramもされてますので、検索なんかしてみてください。<br /><br />ちなみにイベントでは時にキーホルダーヴァージョンが登場します。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_8913.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_8913-thumbnail2.JPG" alt="IMG_8913.JPG" height="112" border="0" width="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_8913-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />これはカスタム依頼して鏡面仕上げをしてもらいました。真鍮です。ツヤツヤです。<br /><br />こんな感じで、なかなか面白いアプローチのブランドだと思います。<br />いかがでしょうか。<br /><br />一応こんなご時世なんで言っておきますがステマじゃないですよ…何の利益供与もないですよ…！<br />

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<title>ハンドメイド</title>
<description>ハンドメイドというのは小規模なプロダクトにおける代表的な売り文句です。シルバーアクセサリーにおいても、その言葉を聞いたことがないという人はいないくらい定番です。しかしその意味するところというのはかねてより明確化されることを避けられてきています。一度や二度、ハンドメイドってなんだろうと考えたことのある人は少なくないのではないでしょうか。ですので、改めてそこを掘り下げてみようと思います。</description>
<dc:subject>雑記</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2015-05-20T22:52:48+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
ハンドメイドというのは小規模なプロダクトにおける代表的な売り文句です。<br />シルバーアクセサリーにおいても、その言葉を聞いたことがないという人はいないくらい定番です。<br />しかしその意味するところというのはかねてより明確化されることを避けられてきています。<br />一度や二度、ハンドメイドってなんだろうと考えたことのある人は少なくないのではないでしょうか。<br />ですので、改めてそこを掘り下げてみようと思います。<br /><br /><a name="more"></a>この言葉、宝飾、皮革、衣服、いずれにおいてもよく耳にします。<br />たとえば宝飾分野ですが、この中だけでも大変に解釈の幅があります。<br />ハンドメイドといったって、手だけで物が作れるわけではありませんから、道具は必要です。<br />さてその時に使う工具がアナログか、機械化されたものかで対義的な「マシンメイド」になってしまうでしょうか？<br />そこまでいう人はあまりいないでしょうね。<br /><br />では、技法としてデジタルというわけではないが「鋳造」で量産されることはハンドメイドか？<br />このあたりから線引きが混沌としてきます。<br />鋳金自体は古来の技法です。一方でハンドメイドアクセサリーなどと聞いた時、その造形を見て<br />「一つ一つ彫金で掘り出しているのか、すごいなあ、そりゃあいい値段するよなあ」<br />初めてのシルバーアクセサリーなんかでそう思った人も少なくないのではないでしょうか。<br />商品説明などでもお店側が「型で複製」というところに負い目を感じているように見受けられることがあります。<br /><br />また一口に鋳造と言っても、使い方は様々です。<br />装飾物の形をとりつつも、芸術品だったり資産となるような作品はまず大半が手作業と考えると思います。<br />JARことローゼンタールやケヴィン・コーツが現代のトップランナーでわかりやすい作品を送り出しているので調べてみてください。<br />でも、そんな作品であっても、その複製はせずとも、完成させるうえで必要に応じて鋳金の技法自体は使われるわけです。<br />このあたりはもはや「ハンドかどうか」の問題ではないように思えてきます。<br /><br />複製、量産という点に目を向けると、その手法は大きくプレス、キャスト（鋳造）に分かれると思いますが、<br />同じ型物でもプレスの方がハンドメイドからは離れたイメージがないでしょうか。<br />もしかしたら型ではないながら旋盤なんかもマシンメイドに感じる人もいるかもしれません。<br />（逆に、ロストワックスよりも手業に感じる人もいるかもしれません）<br />量産は実際には多くのブランドやクリエイターが量産メーカーに委託している工程だと思います。<br />鋳物師、という技法を持つ人もいて、それはそれで手業に感じられますが、普通にプレスも旋盤も鋳造機も、全部対応する工業メーカーもあります。<br />むしろその外注量産、というところで「あるクリエイターの作品」というところから「マスプロダクト」のイメージになり、ハンドメイドの印象と離れていくのかもしれません。<br /><br />しかしジュエリーCAD制作となると、途端にマシンメイド感がアップします。<br />そう考えると、言葉にするとひどくあたりまえに見えますが、工程の中に自らの（あるいは職人の）手で造形を行った、ということがあるか否かが印象に大きな影響を与えるように思います。<br /><br />複製をしても、最後の仕上げは必要です。燻したり、磨いたり、加工を入れたり。<br />こうした最終工程で職人の手作業が加わることも、ハンドメイドという言葉への納得感に一役買っているでしょう。<br />石が付いているとか、いくつかのパーツが組み上げられたりロウ付けされたりしているとか。<br />先述のジュエラー、特にコーツなどはほとんど自らの手で鋳造し、彫りをいれ、その他加工、七宝での着色なども行ってやっと一つの作品になるそうです。<br /><br />ところで、しばしば「ハンドメイドのため個体差が」という記述を目にします。<br />これは、クレームリスク上仕方のない部分があります。<br />冷静に考えるとハンドだろうがマシンだろうがバイオだろうが、個体が違えば何らかの違いはあるだろうという話ですが。<br />でもこれも行き過ぎるとおかしなことになります。<br />考えてみれば、一昔前までハンドメイドというものにメディアなどを通して触れるとき、それは多くが「機械では出せない精度を出すために、一点ずつ職人の手が入る」というようなものでした。<br />効率性を度外視したフラグシップのためのハンドメイドというものは少なくなかったはずです。<br />砲丸の辻谷工業や、磨き屋シンジケートなどが注目され「日本のクラフトマンシップ」に新たな光があたったのは、思えばもう１０年以上前でしょうか。<br />その頃に比べ、手工業の世界のクオリティ自体は下がっている、とは言いません。<br />シルバーアクセのようなファッションジュエリーはその技術が成熟してきて造形力の平均値は明らかに上がっていますし、バイカーウォレットの類以外では見つけることも一苦労だったヌメ革製品が一般的になってきました。<br />さらには作り手も増え、販路も増えました。<br />しかしながら、従事者の拡大に市場が付いてきているかは別問題なのかもしれません。<br />「ハンドメイドのため個体差が」<br />「ハンドメイドのため納期が」<br />「ハンドメイドのため汚れが」<br />売り手の理解も足りておらず、特性やケア方法の啓蒙も進んでいないが故、このような注記であふれているのが今の市場です。<br />さすがに言い過ぎだと思うようでしたら上記ワードで検索してみてください。<br />一番驚いたのは「ハンドメイドの為、キズや汚れがございます」というある店舗。初めから断言、それは不良品ではないでしょうか？<br /><br />繰り返しますが、クレーム対策でどこかしらにその手の表記がなければならないのは、理解しているんです。<br />しかし、ネットショップで、【ハンドメイドのこだわり】なんていうコンテンツを設け、<br />【長く使っていただくためにこれだけ手をかけています】と紹介しなぜ「手作業のため、ズレが付いている場合がございます」になるのか？<br />例えば革の素材の特性上の個体差、これは分かります。一つ一つ個別に仕上げるためのシルバーの燻や革や布の染めの入り方の差、それも当然でしょう。<br />でも縫製のズレは違うでしょう？鋳造の湯ジワは違うでしょう？<br />何のためにハンドメイドなんですか、設備投資の節約だけですか？<br />【機械にはできない個別作業】のためのハンドメイドと、【個体差が生じ、キズや汚れがあり、納期がかかり、単価も上がる】ハンドメイド、これはもう別の概念です。同じ言語で語るべきではない。<br />そこまでばらつきを味だとしたい、そのうえで通販までしたいというなら、個体差が気に入らない場合は未使用返品を受けるくらいしなくては話が通らないんじゃないでしょうか。<br />このあたりから、「ハンドメイド」という言葉が、時として「クオリティでは劣るが味がある」というようなニュアンスをもって語られる場面が出てきます。<br /><br /><br />ということでだいぶ言いたいことをいったわけですが、ここがゴールではありません。<br />ここからさらに、ハンドメイド定義は姿を変えてきたのです。<br />ここまでお読みになった方なら、中にはなんとなく流れで察している方もいらっしゃることでしょうが。<br />拡大するハンドメイド従事者に目をつけ、近年多くの個人向けマーケットサービスが立ち上がりました。<br />ハンズギャラリー、Creema、minne、iichiなどのECポータル、そしてTHE BASE、STORES.jpなどのネットショッププラットフォーム。<br />良かったのか悪かったのか、個人創作販売はヒット。デザインフェスタは動員を増し、類似イベントも増加。<br />各地の蚤の市も活況になっているように見受けられます。<br />そう。これにより、ハンドメイドという言葉は一気に、これまでは「ハンドクラフト」「ハンクラ」などと言われていた「手芸」を指す方向へと傾いて行ったわけです。<br />これらの販路はもともと、小規模ながら良いプロダクトが埋もれないような市場づくりを掲げていたように思います。<br />しかし結果として趣味の手芸や、オンデマンドグッズで様々なことが足りる、高額なハイエンドプロダクトは不要という市場を生み出してしまったような体感温度を感じます。<br /><br />なにより、その市場を占める多くは工場量産のパーツをアセンブリするものと、<br />データを入稿して既存グッズに名入れするSPツール系のオンデマンド商品。<br />さすがに後者をハンドメイドと謳っていることはないので今回はこれ以上触れませんが、前者においては単純に「なぜハンドメイド作品と掲げるのに、その部品を作らないのか」と問いかけたくなります。<br />もうこれは彼ら彼女らの作品というより、貴和製作所の製品ではないか…そんなことを思ってしまいます。（結果的に急成長していますし）<br />実は、デザインフェスタで昔、出始めのころに本当に聞きそうになったことがあります。<br />今でこそ当たり前ですが、そこまで多くなかったころは、ユザワヤで買ったパーツだとは思わないわけですから。<br />ブースにいた本人が作っているのか、というつもりでこの部品作られたんですか、と尋ねたのですが、話を聞いているうちにマズイ、と思って引き返しました。率直に言ってその時は大変ショックでした。<br /><br /><br />ほっとけや、そう思う人もおられるようなことを書いてます。承知の上です。<br />でも、個人的感情をむき出しにすればこんな内容にはなりません。努めて冷静に記述しようとしています。<br />そのため何日も間を開けるなどして、見返して、直して、足して、ここまで書くのに１カ月以上かけています。<br />その上で、そりゃあこうもなるだろう、と僕は思います。<br />「ハンドメイド」という言葉を検索し、トレンドに近しいページを中心にその言葉がどんな使われ方をするか見ると、<br />「ハンドメイドとは思えないクオリティまとめ」<br />「プチプラでハイクオリティなハンドメイド」<br />「『手作りとは思えない』などのコメントをもらえてうれしい」<br />「ハンドメイドに見えない作品ばかり」<br />「部品を買えば安く簡単にできるし」<br />……と、いった具合。<br />とにかく、女性向け中心に今、流行だとしてハンドメイドマーケットがキュレーションサイトにまとめられまくっています。<br />そこでは二言目には「ハンドメイドなのにクオリティが高い」という表現がついてきます。<br />そういったところで物を売っている人もまた、「ハンドメイドに思えない」という褒め言葉を最上級と認識しているようです。<br />また、ビジネスベースではない値付け、流通の不在もあって価格が安いということも言われがちです。（世代、ライフスタイルにもよります。プチプラ雑貨と比べて高いと感じる人もいるようです）<br />ソーシャル時代の申し子である「キュレーションサイト」「クリエーターECサイト」それらに「女性向け」を掛け合わせる。<br />この組み合わせはSNS親和性が抜群なわけで、こうしたニュアンスのハンドメイドが留まることを知らず広がる、それが現状である…そういうことです。<br />サーチワードは「ハンドメイドとは思えない」でどうぞ。<br /><br />しかしこれ、事実として特に若年層など初めて触れた「ハンドメイド」という単語の使われ方の違いによる悲劇、のようなところは確かに存在しており、例えば「ハンドメイドする」「ハンドメイド始めた」「ハンドメイド買えない」などという使われ方が、例えばTwitterの検索では多数派を占めています。<br />技法としてのハンドメイドならそのような表現には当然ならず、「ハンドメイドというジャンル、あるいはその商品」として認識している層がいるわけです。<br />人により同じ言葉を違うものとして捉えている、認識のズレがもう現実に起こっているのです。<br />こうした用い方をしている層は、言葉遣いやアイコンなどにある程度傾向がはっきり出ていますので、２つ３つにクラスタリング出来ると思われます。<br />どういうことかというと、それなりに明確にそうした認識をしている世代・趣味の層などが出来上がっている、つまり、用法として定着しています。<br />「壁ドン」の定義変遷を思わせる遷移をたどっているような気もしますが、これについては一般語なだけにややこしくなりそうです。<br />懐中時計のメタルフレームに宇宙塗レジンを乗せたものを見て「あっ、ハンドメイドだ」という声がしたら。<br />人によっては即座に理解できるでしょうが、何のこと？ともなりそうです。<br /><br /><br />このように、ここまで言語としての定義が揺れてしまった「ハンドメイド」。<br />「クオリティを上げるための手段」というニュアンスでは、もはや通らない言葉。<br />いかがでしょう、少なくともプロによるビジネスシチュエーションでは使わない方が良いワードとなってしまった…そう思うのは考えすぎでしょうか。<br /><br /><br />*************************************************************<br />幼いころ、母親がアップリケをつけてくれたり、ちょっと手の込んだ防災頭巾入れを作ってくれたりしたことは、とても幸せでした。<br />少し大きくなったころ、刺繍糸を買い込んでミサンガを編んで遊ぶのが、とても楽しい遊びでした。<br />何かを作る手芸、工作、それはとても素晴らしいことです。<br />

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<title>クリエイターブーム</title>
<description>休眠状態のこのブログに書くのがどうなのかはさておき、覚書もかねて近年見られる変化について記す。書かなくなった最大の理由は、すでに市場がある程度定まってきて、大きな状況の変化はない…と思ったことによるのだが、ふと気づいてしまったことがある。例によって決してポジティブな話にはならないだろうことをまず初めにアナウンスしておきたい。題材はタイトル通り、近年見られるクリエイターブームにまつわる内容だ。クールジャパンしかり、増えていくマーケット系イベントしかり、そしてインタラクティブメデ..</description>
<dc:subject>雑記</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2014-09-29T00:59:27+09:00</dc:date>
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休眠状態のこのブログに書くのがどうなのかはさておき、覚書もかねて近年見られる変化について記す。<br /><br />書かなくなった最大の理由は、すでに市場がある程度定まってきて、大きな状況の変化はない…と思ったことによるのだが、ふと気づいてしまったことがある。<br />例によって決してポジティブな話にはならないだろうことをまず初めにアナウンスしておきたい。<br /><br />題材はタイトル通り、近年見られるクリエイターブームにまつわる内容だ。<br />クールジャパンしかり、増えていくマーケット系イベントしかり、そしてインタラクティブメディアの隆盛によってきたアマチュア創作の活発化も含む。<br /><br /><a name="more"></a>これらすべてにおいて、最大の立役者はやはりソーシャルネットワークの普及によって発信の敷居が下がったこと、リーチが広がったことだろうと思う。<br />従来は教室やサークルレベルで地域に草の根的に行われていた手芸や創作が、こうした発表媒体の獲得とそれに伴って知られてきたフリマ系のイベントへの参加者増、それを取り込もうとしはじめた企業・行政のクールジャパン運動。これらはすべてが絡み合っているだろう。<br />またクリエーションというのは一つのシンボリックなものとして同好の士を作る旗印にもなる。○○クラスタなんていう言葉が一時期良く見られたのをご存知の方も多いだろう。<br />近年ではスチームパンクなんかが勢いを持っているが、これらは一部の愛好家に始まってそれが一定のリーチ範囲を持った瞬間急激に広まる傾向がある。<br />いやらしい話だが、勢いのついた波に乗るという気持ちが働くことも大いに関係するだろうし、それを今まではマス媒体が中心となって起こしてきていた。<br />勢いが収まった後に多少の心配はあるが、まあそこは牽引している人たちもさすがに右肩上がりだとばかりは思っていまい。望むところまでいけるかはともかく、まずは一定のジャンル作りができればと言ったところだろう。それはそれで有益であることを疑うわけではない。<br /><br />しかしながらこうしたブログをこれまで休み休みながらやってきて、一つ大きな隔たりがあることを感じ始めた。<br />それはものづくりにおいても、ローコストオペレーションの波が来ている、ということだ。<br /><br />かつてのEコマースでは各々がえっちらおっちらホームページを作って企業でも大変だし個人のクリエイターなんかもう手さぐりでやっていた。楽天のようなモールがそこで急成長をなしとげ、さまざまなECサービス供給者が現れる。それから時を経て最近になり、無料開設のネットショップができたり、インディー向けショップモールができたり、簡単な会員登録をするだけで販売登録ができるドロップシッピングサイトなんかもできた。<br />ちょっと作ったものをだれもが売り買いできる時代。フリマイベントは数を増し、専門性の高いイベントもずいぶん多くなった。<br />それは注目が下がる一方であったシルバーアクセサリーにも多少なり追い風なのかな、と思っていた。<br /><br />そういう面もあるのかもしれない。しかし人々の見ているものは少しばかり違う気がしてきた。<br />以前よりデザインフェスタ等のイベントにあって本格アクセサリーは高価格帯ジャンルであった。もともとそういうのが好きな人との出会いになることは確かだとしても、そこでシルバーと出会うことが後の顧客化にどれだけ貢献するのか、市場への新規流入になっていたのかはもともと議論の余地を残していたのだ。<br />さらに言うなら、それらイベントが本業作家の発表媒体の一つというよりも、「出展者は年に何度かイベントで出てくる売り手」という認識になっているのではないか…というのをブースでの会話を耳にしていて思う。<br /><br />そんなことがなんだというのか、随分と長い前置きになったが結論としてはこれである。「隆盛のマーケット系イベントはクオリティを求めていないのではないか」ということだ。<br /><br />先に言っておくが、これからいうことはそうした作り物が悪だという話ではない。としたうえで話を進めたい。<br />敷居の下がった創作。これは歌や踊りや話芸でも大きな波としてあることはご存じのとおりであろうが、小物というのもまたとっつきやすい一つのジャンルなわけで、それは前述のようにもともと手芸として一定の地位を持っていた。東急ハンズやキンカ堂などの名前を聞いたことがないという人もあまりいまい。デパート祭事で生地市なんかがあると、マダム達を中心にたくさんの人が集まる。ああまだ家でミシンで縫ったりするんだ、とそれはとてもあたたかく思えることだ。<br />それはそれとして、まあそんないろんな流れの果てにハンズのパーツでつくったちょっとしたアクセサリーなんかをここ何年かで爆発的に見るようになった。これは本当に10年間デザインフェスタに通っていて流れがあった。<br />あえて意地悪な言い方をするなら、銀・金の鋳金＋ロウ付けのアクセサリーが真鍮切り出しのアクセサリーになり、それが市販パーツ＋紫外線硬化樹脂＋ボンドに代わっていった、というようなことだ（乱暴にまとめれば）。<br />真鍮の台頭には貴金属相場の高騰という要因があったろうが、原型師や彫金師が多かった時代から手芸趣味の人たちの時代になって行った、そして敷居が下がり手芸人口が増えた、平たく言ってしまえばそういうことだろう。<br /><br />するとその流れで増えたイベントもWebもそういった人たちの一種の交流会の趣を帯びてくる。当然のことだ。<br />半ば制服のように似通った格好だったり作風だったり、むしろ好んで寄せていく。もっともそこはぶっちゃけていうと個人作家の多いシルバーアクセの世界もまあそれは変わらないが。スカルのリアル志向とか眼球流行りとか。<br />それゆえというかなんというか、率直に言うとどのジャンルの何を作っているかが重んじられ、そこに技術力や商品としての完成度はあまり求められていない様子がうかがえる。<br />はっきり言ってハンズのフリーサイズリングベースで作った指輪が市場に出るブランド商品になりえるわけがない。いいとこ観光地のお土産小物だ。<br />でもたぶん、多くの来場者はそれでいいのだろう。彼らはなにもアート見本市にきているわけではなく、そういうイベントという体験にお金を出している。<br />だからお土産っぽくてもいいし、もっといえばサブカルアイテムというのは半分コスチュームであって、それはファッションジュエリーではなくコスチュームジュエリーであるから、感覚的にはショッピングモールによくある低価格アクセサリーショップのそのクオリティで特に問題はないのだ。貴金属を求めているわけではない。<br />コスプレ衣装において縫製のピッチがどうとか裏地の触感がどうとかまでは、きっとたいていの人は言わないだろう。映像の撮影衣装なんかだって見えないところは映りをよくするためにつまんで留めてたり切って貼ってしてたりする。<br />そこに工芸的高度さを求める層はいないことはないだろうが、少なくとも僕が自分の目で見える範囲において、決して多数派ではないし、そうでなければ出展者の顔ぶれも違っているだろう。<br /><br />シルバーを中心に本格派の数万円規模のアクセサリーの顧客というのの中には、半ばそこに財産を投入することにある種の価値を見出していたりする人も少なからずあって、特に特定の作家についている人はそのイベントでの目玉アイテムを獲得することに喜びを覚えたり、ファン筆頭になりたがるようなことがあったりするので、ここまでの話はなにもイベントにおいて大物が全く動くことがないよ、という話ではない。<br />そういう意味でファンに対する購買ブーストになるような機会ではあるかもしれない。<br /><br />ただ僕個人としては、指輪のリング部分がハンズの輪っかにするのが合理的なあるべきローコストオペレーションだとは全く思っておらず、しかしながら時流はそれを是としていることへの複雑な思いがある。<br />確かにおいそれと買えないハイエンドモデルばかりを選ばなければならないとなると数を求めることが難しくなってしまうのは事実で、僕自身もう指も首も足りないし無い袖は振れないしで参ってしまうこともあるのだけれど、だからといって装着感まで込みで選び抜いたセレクトに、遠目で見ればそれっぽいからと言っておもちゃの指輪は着けられない。<br />それに僕もせっかくのお祭りで、ちょっとしたお土産みたいな小物を買っていきたいと思うこともたくさんある（だからバッジなんか割といっぱいたまってきている）。<br />しっかりとしたアクセサリーにまだ手を出していないなら、なんだこういう『手作り』もいいじゃない、といってもうその輪から抜け出すことはなくなる、というのも想像がつく。パッと見かわいく見えるのも多いし。ちゃちな作りでも着用に障るのでなければ別にグレードを上げる理由にならないだろう。<br />そうしたコスチュームジュエリー類をまがいものだと見下すことは容易いけれど、それって本格時計愛好家がクォーツ時計をコケにしたり、自動車愛好家がエントリークラスを軽んじるようなことと同じで、どっちが正しいということではないのだと思う。究極的には「じゃあ値段何とかせい」って言われたらそれまでだし。<br /><br />だから実はSNS上で注目されたり、イベントで人目を引いても、このものづくりの波がシルバー再興への道に繋がっているかっていうと、これって案外違う方向が台頭してきているってことじゃないのかな、と思ってしまったというわけ。<br />一見すごく親和性があるジャンルが伸びているように見えて、横並びのブースを見て本当にそれでいいのかな？なまじハイエンドな価格がついていることで悪目立ちにならないかな？縁の遠さを再確認させないかな？なんて具合に、心配が心配を呼んでしまうのだった。<br /><br /><br /><br /><br />だってさ、100均で売ってるような小物に接着剤で歯車つけてスチームパンクですなんてのに周りは誰もNOを叩きつけてる様子がないんだぜ？なんなら出展者がお決まりの格好さえしていれば仲間だと言わんばかりで。それってやっぱ、サークル活動なんだよ。ね。

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<title>振り返り</title>
<description>まるっと一年以上寝かせて、もうこのまま消滅させてしまうかなーなどと思っていたけれど引っ張りだして思いのたけを書いてまいります。なんだかんだで１０年目となり、書き始めの頃とは自分自身の経験もありつつも、世の中自体がまあ随分変わったと言っていいでしょうね。趣深いですね。その間、たくさんのクリエイターが生まれました。造形技術の平均レベルも随分上がりました。値段もまあ、あがりました。一方で、たくさんのブランドがその活動を終えてもいきましたね。市場全体のパイは残念ながら発展どころか小さ..</description>
<dc:subject>雑記</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2013-12-15T02:50:40+09:00</dc:date>
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まるっと一年以上寝かせて、もうこのまま消滅させてしまうかなーなどと思っていたけれど引っ張りだして思いのたけを書いてまいります。<br /><br />なんだかんだで１０年目となり、書き始めの頃とは自分自身の経験もありつつも、世の中自体がまあ随分変わったと言っていいでしょうね。趣深いですね。<br /><br />その間、たくさんのクリエイターが生まれました。造形技術の平均レベルも随分上がりました。値段もまあ、あがりました。一方で、たくさんのブランドがその活動を終えてもいきましたね。<br />市場全体のパイは残念ながら発展どころか小さくなっているのかな、という印象を受けますが、コスチュームジュエリー分野と混じり合った新たな購買層も生まれてきているようです。<br />もっともそちらの方は真鍮や亜鉛ダイカストにメッキなど、金属の素材感にはあまり頓着がないところが主戦場なので、簡単にひっくるめるわけにもいかなさそうですが。<br /><br /><br /><a name="more"></a>ブランドの入れ替わりは、冷静に振り返るともしかしたら皆さんの思う上を行くのではないでしょうかね。<br /><br />SKKINやティムキャンピーがそうそうにコケたのは景気云々以前のところだったかもしれませんがナグァールやアーティテュードがリタイヤしてからも、もう随分経っています。<br />昔のムックを掘り返してみて見ると、それはもう懐かしいことばかりなんですが、裏を返すとそれだけブランドとして確立し軌道に乗せることが難しかった、生存競争が行われていた、ということがわかります。<br />だからこそ、僕は当時から安易な立ち上げを嫌ったり、ブランドとしての在り方を求めたりしていたわけですが、それなりの企業経営の場合は見切りをそうそうにつけたし、個人の場合はやはり起業なのだということの自覚がその後の命運を左右したのだろうなあ、と感じるわけです。<br /><br />思うに、こうしたクリエーション稼業の難しいところというのの一つには、ファンの存在も関わっているのでしょう。<br />それは心強い存在ではありますが、アーティストとして好まれることと、ブランドとして好評を博すことは、現象として別物です。<br />個人で、イベントに出展するなどしているとお客さんやファンとの交流を暖める機会に恵まれるでしょうし、それはそれで大事なことでしょう。そういった人らに作品として刺さることは絶対に必要です。<br />しかし、付いてくれたファンから絞り取って生き永らえるのは、よほどの金持ちでも捕まえなければ無理です。もうそれは出資者です。<br />ファン側の立場からいえば、そんなのなれればなりたいのは山々ですよ。でもまあ、現実的ではないです。<br />もっと厄介なのは、無駄に顔馴染みで金は出さんが口は出す、というファン。そう、わしじゃ。<br /><br />まあそれは半分冗談ですけど、SNSの発展で今まで以上にコミュニケーションできるようになったところにもしかしたら落とし穴があるかもしれないよ、ということは言っておきたいです。<br />「こういうのが出たら買うのに！」⇒買いません。頭の中にあるイメージドンズバな物は、オーダーでもしなければ出てきません。下手に影響されてブレるのは危険です。<br />クリエイターのファンというのはもっとメジャーな市場で言うと、ミュージシャンやアニメ・漫画カルチャーのファンと類似します。<br />彼らは思い思いの理想像を、作れる人々に仮託して言いたいことを言います。しかし彼らは出資者ではありません。なんとしてでも欲しければ、既製品より割高だろうとオーダーを試みようとするでしょう。<br />漠然としたニーズを言っているだけであって、それらしきものがでてきたらそれはその時にゼロベースで検討するのです。普段から金払いが良くなければ、刈り取れる確率はたかが知れています。<br />僕は普段の言動や、かなりの数の方と接点があるもんですから、距離感にはちょっとばかし気を遣っています。まあビジネス的にいえば発注バランスみたいなもんです。政治的ですね。<br /><br />まあでもデリケートなもんだと思います。実際。<br />ミュージシャンのファンと似ている…みたいに言いましたが、インディーズバンドや同人サークルのファンみたいな気質の表れで、ともすれば腕とかデザインとかあんまり関係なく懇意にしているというところが最大のポイントという例もあると思うんですよ。<br />ブランドと呼べないような、フリーターが作って売ってるようなものでも、半分身内みたいな感じで付いてるファン。時には「もう就職させてあげなよ」と極めて余計なお世話な気持ちを抱くことがあります。<br />とりあえず扱いブランドを持ちたいだけのショップに乗せられることもあるので、恐ろしいものだなあと思いますよ。<br />あれ別に販売目標値とか見込みとか、事前にないでしょ？置いてもらえる、俺もプロだ、ワーイ…で終わってる子も少なくない気がします。慎重になるところはなった方がいいと思います、まじで。原宿の1,000円アクセと比べて自分の力量が優れているか、ちゃんと見ればわかるはずなんです。少しして慌ててごっそり廃番にしてなんならブランド名も変えて仕切り直し、じゃ勿体ないです。販売することがゴールじゃないと思いますよ。<br /><br />すごいネガティブでしょ。もうシルバー好きなのかお前、と思われるかもしれませんね。いや、好きですよ。<br />でもね、好きだからこそあんまりダサくならないでほしいわけですよ。専門誌は悪羅悪羅系だか、Vホス系だか、一部ターゲットピンポイントで、そこらの普通の人々からは総じて痛いと思われそうな風評を生み。<br />造形の競い合いの果てに装身具ってなんだったっけというディテール競争に陥り。<br />それじゃあもうただのオタクグッズで、カッコよくないわけです。そういうの付けてるってダセえ、になっちゃうのはあまり気分の良いものじゃない。<br />キャッチーであれとは言いませんけど、もうずいぶん前からアクセサリーが好きってことは自分でも作るのか、とお決まりのように言われるんですよ。もうね、手芸の世界だと思われてる訳です。<br />服が好きなら自分でデザインする、とはさすがに思わないでしょう？<br /><br />だからまあ長々能書きを書きましたけど、本音の本音をぶちまけてしまうとですね、DQNがデザイナー面して痛々しいことを撒き散らすのも、ヘタクソがクリエイター気取りで高い値札見せびらかすのも、やなんですよ。シルバーアクセサリー自体のイメージが落ちるんですよ。<br /><br />もう一つあります。<br />昔僕自身真鍮素材も面白いかもよ、なんて書いたことありましたけど、だからって代用素材みたいに安易に真鍮で吹きゃいいってもんじゃないんですよ。なんか最近真鍮が銀と同格みたいにすらなってきてる。どっちが良い悪いじゃないけど、銀の貴金属としてのイメージを下から引っ張ってる感があるんですよ。<br />銀と真鍮が色違いで、銀の方が高い、真鍮で良いよね、そうなっちゃうのは勘弁なのです。<br />僕は真鍮アイテムも好きで持ってるし愛用もしてるけど、一方で金（K18,K10など）も使ってるんです。その哲学を語るのは簡単じゃないから割愛しますが、やっぱりそこには使い分ける十分な理由があるんですよ…。<br /><br />最初に書いたように造形の平均レベルは上がっていると思います。<br />10年前に細工がきれいだと思っていたのが、今はどっちかというとシンプルなディテールワークに思えるくらい、コンマミリ単位の彫刻が当たり前になってますから。<br />スカル一つとっても、当時は骨格模型のような造形を持った幾つかのブランドの作品が、共通して持て囃されてた時代でした。まあそうした先駆けがあってこそできたことでしょうが、今はそれもそこまで珍しくなくなっています。<br />しかし10年経っても第2のクロムハーツは現れませんでしたし、クールジャパンの流れにも乗れていません。明治時代には国策で輸出され花開いたと言いますし、他のコンテンツとの連携も図りやすいと思うのですけどね…<br />個人の所有欲は満たせているので、そこまで文句を言う必要はないのですけど、やっぱりちょっと雑誌とかを見るとムカっとすることが多いんです。安くない買い物してるのになんかなめられてるというか。<br />結局買わずに見るだけでもそれなりに楽しめるし、なくても生活できるんですよ。だから買ってる自分が虚しくなるのはすごくやなんです。ブランド潰れるのとかもそうですよ。その辺の消費者の情緒が、市場全体のムードとして、わかってんのかなあ、と感じることが多い。そこに尽きるのかな…<br /><br />思った以上に長くなったので、この辺で。最終的にはポジティブな話にも持っていきたいのでまた近々書きます。

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<title>Myth × Chaos</title>
<description>こんなブログにたどり着く人ならもう承知のこととは思いますが、日頃お世話になっておりますGuardia、Legiomadeの2ブランドの合同展「Myth × Chaos」が近く行われます。イベントにむけての新作やコラボレーションアイテムなど普段の店頭とは一味違った世界が披露されます。 ■期間：2012/12/1(Sat) - 12/9(Sun) 12:00 - 20:00(最終日18:00まで) ■会場：GALLERY「白(しろ)」 東京都渋谷区神宮前1-13-18安田ビル2F..</description>
<dc:subject>ニュース</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2012-11-14T23:04:27+09:00</dc:date>
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<a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/mythC397chaos.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="myth×chaos.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/mythC397chaos-thumbnail2.jpg" width="101" height="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/mythC397chaos-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />こんなブログにたどり着く人ならもう承知のこととは思いますが、<br />日頃お世話になっておりますGuardia、Legiomadeの2ブランドの合同展<br />「Myth × Chaos」が近く行われます。<br />イベントにむけての新作やコラボレーションアイテムなど普段の店頭とは一味違った世界が披露されます。<br /><br /> ■期間：2012/12/1(Sat) - 12/9(Sun) 12:00 - 20:00(最終日18:00まで)<br /> ■会場：GALLERY「白(しろ)」 東京都渋谷区神宮前1-13-18安田ビル2F Acryl-Bones内<br /> ■Tel&Fax：03-6804-5294<br /> ■Web：<a href="http://go-south.info/main/" target="_blank">http://go-south.info/main/</a><br /> ■Mail：info@go-south.info<br /><a name="more"></a>「GALLERY白」はGALLERYとは言ったものの、洋服店「Acryl-BONES」内の一角になります。<br />奇遇にも筆者も春先くらいからよく覗いてるお店です。<br />ロックバンドのアーティストなどに愛用されているブランドなので、シルバーアクセとの相性も良好です。<br />行ったことのない方も安心して行ってみてください。<br />入口がわかりにくいですが、原宿駅前の銀だこの向かいです。<br />一見入り口と思えない裏手の階段から入ります。でも別にアングラ系というわけではないので、入りにくくても引き返さないように…<br /><br />因みに最近、Guardiaさんにカスタム品をこさえてもらいました。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_3323.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_3323.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_3323-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_3323-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />こんな感じの繊細なアイテムを是非ご覧ください…！

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<title>BLAZE</title>
<description>8月5日から、阿佐ヶ谷のギャラリー白線で、BLAZEという合同展が開催中。暇が合えば覗こうかな、と思っていたのだけれど、初日しか時間が合わなさそうだったので5日に行ってきました。参加アクセサリー作家はGLAM SCALE、dual flow、Ability Normal、Legio Madeと、馴染みのあるメンバー。</description>
<dc:subject>ニュース</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2012-08-07T22:32:01+09:00</dc:date>
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8月5日から、阿佐ヶ谷の<a href="http://hakusen.jp/" target="_blank">ギャラリー白線</a>で、<a href="http://blaze-e.com/" target="_blank">BLAZE</a>という合同展が開催中。<br />暇が合えば覗こうかな、と思っていたのだけれど、初日しか時間が合わなさそうだったので5日に行ってきました。<br />参加アクセサリー作家はGLAM SCALE、dual flow、Ability Normal、Legio Madeと、馴染みのあるメンバー。<br /><a name="more"></a><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2871.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2871.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2871-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2871-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />雑誌でもよく見るので、改めて足を運ぶまでもない、と思う人もいるかもしれないけど…<br />現物を見たことがない人、東京近郊で時間のある人は、見て損はないと思う。<br /><br />改めてじっくり見てまず思ったのは、若い作家さんたちだけあってか、本当に目に見えて進化している、ということ。<br />ぱっと見でわかるくらい、どんどん上達している。<br />特にdual flow、Ability Normalの二人はオブジェ等の作品を見れば明らかなことに、本当に労を惜しまず創作に取り組んでいる感がすごい。<br />壁掛けやマイクスタンド、香炉など、普通にアクセサリーをお買いものする上では見られない創作を見られるのは、展示会ならではの楽しみ。そういう作家的魅力が商品の魅力を底上げするというのは、少なからずあるだろう。<br />前から作家気質を強く感じるコンビだとは思っていたけど、これからもアーティスティックな取り組みに期待したい。<br />GRAM SCALEも目に見えて技術が向上していて、エッジがより立ったインダストリアル感が強まっていて、壁面に展示されたチャンクロックのサイバーなアートワークとよく合っていた。<br />Legio Madeは近頃注目しているのだけれど、ダークで精密なだけでなく、近頃は鏡面を上手く使ったアイテムが増え、世界観に広がりが増している。頭蓋骨作家の丸岡和吾さんの作品とともにディスプレイしてあり、耽美なレイアウトになっている。<br /><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2873.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2873.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2873-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2873-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2875.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2875.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2875-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2875-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />開催期間は8月12日の日曜日まで。<br />お時間のある方は覗いてみることをお勧めします。<br />

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<title>デザインフェスタアクセ編</title>
<description>5月12日、13日は春のデザインフェスタでした。というわけで、久しぶりの更新。ザクッとレポート、そこからまたいつもの問答が始まる感じで。まあ毎度のことなので後半は流してくだすって結構です。</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2012-05-28T01:08:42+09:00</dc:date>
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5月12日、13日は春のデザインフェスタでした。<br />というわけで、久しぶりの更新。<br />ザクッとレポート、そこからまたいつもの問答が始まる感じで。<br />まあ毎度のことなので後半は流してくだすって結構です。<br /><a name="more"></a>とりあえず幾らか写真を撮っているのでそれを載せます。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2417.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2417.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2417-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2417-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2419.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2419.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2419-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2419-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />以前から出展されていたJ.Oさん＆Michikoさんが共同で立ち上げた、【forêt】<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2421.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2421.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2421-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2421-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2423.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2423.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2423-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2423-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2425.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2425.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2425-thumbnail2.JPG" width="112" height="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2425-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />合同で出展されていた、【Strange freak designs】【Quetzal】【Legiomade】<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2441.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2441.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2441-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2441-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />SKULL!SKULL!SKULL!＆なにわホネホネ団。恐竜骨格のシルバーアクセブランド、【RC GEAR】が参加。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2402.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2402.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2402-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2402-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2404.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2404.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2404-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2404-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />3人ユニットでの出展、【3Sign】<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2406.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2406.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2406-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2406-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2408.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2408.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2408-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2408-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />工芸感が一際目立つ、【金属工房Art's】<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2413.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2413.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2413-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2413-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />シンプル、リーズナブルで人気の【Lanterna】<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2415.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2415.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2415-thumbnail2.JPG" width="112" height="150" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2415-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />フリーの原型師さんだという【Gen】さん。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2437.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2437.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2437-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2437-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />主に時計【Gothic Laboratory】を扱うショップ【A Story】<br /><br />という感じで一部だけどブースの写真を撮らせてもらったもの。<br />それと幾つか買ったものもある。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2428.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2428.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2428-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2428-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2432.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2432.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2432-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2432-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2459.JPG" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2459.JPG" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2459-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2459-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />一つめ、ストフリのイベントアイテム。レギュラー商品よりも写実寄りに造られた真鍮スカル。抜きがなく、とてもヘビー。前からもさることながら横顔がとてもいい感じ。<br />二つめ、ゴシックラボラトリーのスカルバタフライ。真鍮ケースのフェイスの蝶には、翅にうっすらスカルの陰。コウモリモチーフの尾錠とベルトも凝っている。<br />三つめ、【異装具店】の薔薇イヤーカフス。ブランドレベルのイヤーカフスは貴重。全体にいぶしを残すように磨かれて、グレーに輝く仕上げ。値段も程良い。<br /><br />他にも幾つか面白いブースがあったので紹介。<br />【DIAVELUS】<br />風化したような表面仕上げに古ヨーロッパの雷紋や中南米文明を思わせる文様を施した個性的なデザイン。<br />【輪樹】<br />動物の骨などをモチーフにしたディテールの緻密なブランド。DIAVELUS他数ブランドと合同ブース。<br />※この合同ブースに関しては正直なところ先行ドメスブランドの影響が極端に強く見られた（DIAVELUSは除く）。とても技術、完成度が高いと思う反面、このまま露出して行くとストフリ、レギオあたりのフォロワーと括られてしまわないかな？という感（造りがなまじ良いので引き合いはありそう、だからこそ）。出たての頃はある程度仕方ないとは思うので、これからの発展に期待！<br />【Marzo-jewelry】<br />蝶の翅をモチーフにしたジュエリーライクなアクセサリーが目を引いた。「かぶらない」のは強みだなあと。<br />【nyui】<br />動物の骨格標本をリアルに再現しつつ、様々なパターンのポーズをコミカルに表現。<br />【Breeding Box】<br />これも生物系だけど、とてもきれいだった。花弁までこだわった花モチーフも良い。<br />【Brow firiP】<br />花と昆虫をモチーフにした真鍮のピンブローチが目に留まった。モチーフを紋章状のデザインに落とし込んでいるのが個性の見せどころ。<br />フィギュア要素のあるシルバー/ブラスアクセでは意外とモチーフを再現する方向に終始するものが多いんだよね。<br /><br /><br />と、そんなところか。<br />全体的に、出展者レベルが持ち直しているように感じた。それはシルバーアクセサリーに限らずで。あと余りじっくり見られなかったけどフィギュア系が活発になってる感があったかな。<br />一方で一時やたら増えてた、ブラスパーツの手作りアクセ系は多少減ったんじゃないかな。あれは半分趣味の手芸だから、流行り廃りがあるのかも。<br /><br />出展については良くも悪くも特に気になることはないかな…<br />声がけがヘタだと損してるっていうのはいつもの通りだし、それも前に比べれば気になることは減った気がする。<br />こっちから声掛けることが増えたからかもしれないけど。<br />プロレベルが増えてくると、この辺で差は余計目立つようになるだろうと思う。<br />出展の目的も人それぞれだから必ずしも商業ベースに合わせるべきとは思わないけれど、特にシルバーアクセサリーなんかだと創作作家ででてる人はほとんどいなくて、ブランドを掲げて出ているわけだから少し考える必要はあるかな。<br />場合によってはブランドじゃなくて作家として出るのもアリだと思うけど。シルバー業界に限って言うと作家＝ブランドっていうのが定番になってる感じがあるけど、製造してくれる企業を狙うっていう選択もあるわけで。<br />そのリアルポートフォリオみたいな意味合いで出すのも、店頭展開の枠に嵌らない創作が見られて面白くなる、っていうこともあると思うのよね。コンセプトモデル展示、的な。<br />銀フェスなんかもそうだけどね。必ずしも即売会という解釈にとどまるわけじゃないから。<br />絵描きさんなんかそういうモノ作りの人と出会って商品が誕生する場になってることもあるんじゃないのかな？知らないけど…世界観のある絵描きさんと腕の良い彫金師さんがここで出会って新しい創作物が生まれました、なんて結構面白いと思うな。まあ、これは無責任な思い付きです。<br /><br />それと今回思ったのは、周る時間が本当に足りなかった。ライブやステージイベントなんか見てたら当たりを付けてたところ回るのも大変なくらいだったと思う。<br />会場がでかくなったわけじゃないから自分の問題もあるのかもしれないけど、前回結構知ってる人のブースに長いしたのに今回は顔を出すので精いっぱいだった。<br />しかしこんな調子だと出展してる人は全然他を回れないよなーと。これ、出展する人が場内の様子を随時肌で感じるのってかなり重要だと思うんだけど、どうなんだろう。こればかりは出してる側じゃないからなんとも言えないけど、あまりブース空けて来場者との接触をロストするのもそれはそれで痛いし。まあ、難しい問題ね。<br />規模がここまでならないうちはある程度ゆるくやれるんだろうけど、ここまで大きくなると来場者もご近所ブースも同志って感覚ばかりじゃないからね。<br /><br />あと運営については疑問に感じるところがちらほら。<br />スタッフもう少し会場内見てた方が良いんじゃないかな、とか、エスカレーターの整理が全然できてない（促して入るんだけどみんな左に寄って危なっかしいし列が無駄に長くなる）とか、そもそもあれだけの動員に対してこんなにノーケアで良いのかな…と。<br />見る側が気を揉む必要があるわけじゃないけど、トラブルや事故が起きないと良いね、としか言えない感じ。あと次回の場所予約を会場でやってるのもあんまそういうとこ見せんなよと思ったんだけど、それだけじゃなくてアナウンスまで流してたね。まあ大抵の一般客は耳に入らなず右から左だと思うけど、「なんで今そんなこと言うんだよ、興がそがれるなあ」と思った。<br />これに関してはネガティブなことしか出てこないな…。ライブステージはせっかくのコンテンツを生かせてないと思うし、ホールのステージイベントはまずなんだかよく意味がわからない。誘引するものが何もないからそもそも目が向かなかったんだよね。<br />まあ、賑やかし程度の感覚なのかもしれないけど出る人が勿体ないというかなんというか。もう少しフィーチャーする仕掛けがあった方が良いんじゃないかな、と。まあ、この辺はアクセ関係ないな。<br /><br />あ、それと一個だけ例外的な話になるけど、前にも見かけたコピー商品のブースがまたあった。今回はVORTEXのペンダントトップのコピーを置いてた。クリエイターのイベントでこんなのがあると、看板に傷が付くんじゃないかと思うね。<br /><br />そんな感じで色々気になるところもありながらも、造りのレベルは総じて高くて当たり回だったなーというのが総合的な感想。<br />あとはまあ、いかにして好意的なアテンションを与えられるか、とか、できれば直接大きなお金我動かなくてもある程度の楽しさを提供してもらえることが、やはり見る側としてはあって。<br />義理でお金を落とすのも違うと思うし、かといって僕なんか結構毎度お邪魔してるし手ぶらもなーってのもあるし、ちょっとしたイベントのお土産みたいなのを持って帰れるととてもありがたいのね。<br />イラスト系の定番がポストカードになったのってその取り回し、手軽さがやっぱりあると思う。<br />だからストフリさんとこのイベントアイテムなんて物としても普通に魅力的だし、むやみに正規のアイテム増やしまくれない事情にも合うし、結構楽しみになっていたりもする。<br />全然商品が動かないのは困るけど、初見さんにもちょっとしたインプレッションを持って帰ってもらえるような展示の場になってると、魅力的なブースだな、と思う。<br />僕は毎回そういうとこを少しずつ覚えて帰って、また新しく見つけるのが楽しくて毎回行っている。今回はそれが形になって結構出費してしまったけど、それだけ楽しめたとも言えるかな。<br />まあ、次の予算がどうなるかはさておき、また面白いものが見つかることを誰にともなく期待しておこうと思う。

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<title>F.A.L. 東京進出</title>
<description>このブログを始めるきっかけになった大きな要素の一つに、「インディーズブランドバトル　カットスロート」というウェブ・店舗連動企画があった。2000年代前半、ブームも一時の爆発的なところから終息に向かい、多様なブランドが乱立した時代。市場の確立ままならず、アートなのか、カルチャーなのか、ビジネスなのか、境界線もないまま入り混じり、個人制作者もメーカーブランドも等しくブランドバリューを持たない中で、様々な市場づくりを模索していた。カットスロートはそんな時代に、L.S.D高蝶氏主導で..</description>
<dc:subject>ニュース</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
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このブログを始めるきっかけになった大きな要素の一つに、「インディーズブランドバトル　カットスロート」というウェブ・店舗連動企画があった。<br />2000年代前半、ブームも一時の爆発的なところから終息に向かい、多様なブランドが乱立した時代。市場の確立ままならず、アートなのか、カルチャーなのか、ビジネスなのか、境界線もないまま入り混じり、個人制作者もメーカーブランドも等しくブランドバリューを持たない中で、様々な市場づくりを模索していた。<br />カットスロートはそんな時代に、L.S.D高蝶氏主導で実施された、クリエイター発掘企画。それはある意味実例作りのトライアルであったり、まだ確立され切っていない「シルバーアクセデザイナー」への啓蒙でもあった。<br /><br />気付けばカットスロートの起ち上がりからもうおよそ8年ほどの時が経った。きっとこの記事が、何のことかわからない人の目にも入るのだと思う。<br />F.A.Lは僕がそのカットスロートを知るきっかけとなったブランドで、クリエイター間のバトルを勝ち抜き、今では全国に取扱店、愛知に直営2店舗を持つに至ったブランドだ。その3店舗目が、東京は原宿にオープンすることとなった。<br /><a name="more"></a>ここまで特定のブランドのエピソードをフィーチャーすることはあまりしないで来たが、今回は一つの歴史の振り返りという意味も込めて、少しばかり己の感慨にも浸りながら書き連ねていく。<br /><br />小学生の時にアボリジニの作った陶器のブレスレットを手にして以来、人の文化と装飾というものについて漠然とした関心を寄せていた僕だったが、シルバーアクセサリーには長らく関心が向かなかった。<br />それでも18の頃、クロムハーツの代表作CHクロスのフォルムは、当時プロテスタント系高校に通う僕にとっても完成されたフォルムに映った。それが、全ての入り口だった。<br />既に初めからブランド主義とは縁遠く、僕はすぐに自分なりのものを求めだした。自分の足と目を頼りにするスタンスはまったく初めから変わっていない。クロムハーツは今もその一つしかもっていない。<br />A&GやBWLにも手を出したが、アメリカ系はやはりバイカー色が肌に合わなかったのか、エムズコレクションを足掛かりに、インポートではグレートフロッグに惹かれるものの、ロックキャンディ、ロードキャメロット、と早くも国内ブランドに比重を置き始めていた。<br /><br />そうこうするうちにインターネット上に、個人サイトでのブランド運営を行う人々の姿が見え始めた。そこで関心を持ったのが、F.A.Lだった。そしてそのウェブサイトに、カットスロートの文字を見つけたのだ。<br /><br />当時卒業を控えながらも大量の単位を残していた僕は金銭的に余裕もなく、それほど売り上げに貢献できたとは言い難かったが、カットスロートにはユーザー側として結構深く入り込み、参加者とも積極的に関わって行った。<br />このブログを始めていたこともあるが、なにより未開拓な世界の行く末に深い興味と、応援する気持ちが動機だった。本音のところ、首を捻るようなこともなくはなかったが、水を差すことだけはしないようにと思っていた。<br />そして、中でも贔屓であったF.A.Lは2代目チャンピオンとなった。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/001-002.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="001-002.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/001-002-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/001-002-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />これは当時物議をかもした「ラブバングル」と、イベント用のワンオフリング。リングはワンメイクカスタムでもなく、これが原型の一点物、ラブバングルにはシリアルNo,1の手彫りが刻まれている。<br /><br />こんなことをあえて書くのには躊躇もあるが、当時コアなフリークの間では必ずしもF.A.Lの人気が高かったかというと、そうとも言えないところがあった。こういうと語弊があるがF.A.L派を自負していた僕はやや劣勢になることが多かったのだ…。なにしろカットスロート・ファンにはストフリの熱烈ファンが多かった。<br />出だし勢いよく快勝して初代王座を射止めたボルテックス（現デュアルフロウ杉山氏のブランド）、後に圧倒的な強さを見せたストフリに対し、F.A.Lはどちらかといえば安定感で勝ち抜いた印象が強かった。2者に比べややインパクト面で譲る部分が正直あったと思う。<br />そんなF.A.Lだったが、いざメジャーブランドへの道を歩み出すと、俄然輝きを放った。カットスロートではデザインイメージが特化したブランドほど目立つ傾向があったが、市場においては個性的な世界観を持ちながらも間口の広いF.A.Lの強さが光る。上述3者は今となっては揃って名クリエイターに成長しており、当時の切磋琢磨を眺めていた身として非常に感慨深いものがある。<br /><br />F.A.L山本氏は今やその活動も精力的で、レギュラーラインナップの豊富さもさることながら毎シーズン何十ものワンメイク・カスタムを引っ提げて全国の取扱店を回る。そのうちの都内2店舗にあたるDEMA新宿店・池袋店が今年初め、閉店となった。新宿はボルテックス、ストフリと「カットスロートチャンピオンズリーグ」を戦った店舗でもある。先程のワンオフリングはこのイベントで作られたものだ。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF0016.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="DSCF0016.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/DSCF0016-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/DSCF0016-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />これはそのイベント時カスタムオーダーした、これもイベント限定アイテムの「ドリュー」ペンダントとエンプティスカルの合体ペンダントヘッド。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2100.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="IMG_2100.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_2100-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_2100-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />そしてこれは、先程のワンオフリングにDEMAラストイベント時に一部再エングレービングをしてもらったもの。始まりのアイテムに、DEMA最後の日、再び命を吹き込んだ。<br /><br />…こうして大きな拠点を失ったかに見えたF.A.Lだったが、この4月、原宿に直営店を展開した。<br /><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-30-28HDR.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="写真-12-04-21-11-40-30-(HDR.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-30-28HDR-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-30-28HDR-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />4月20日のオープンは金曜日だったので、僕は仕事終わりに駆けつけた。時間も遅くオープンイベントは終了に向かっており、雑談したり、エングレービングを入れる作業をしたり、ゆったりとした空間だった。<br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-09-28HDR.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="写真-12-04-21-11-40-09-(HDR.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-09-28HDR-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-09-28HDR-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-21-28HDR.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="写真-12-04-21-11-40-21-(HDR.jpg" src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-21-28HDR-thumbnail2.jpg" width="150" height="112" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/E58699E79C9F-12-04-21-11-40-21-28HDR-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />特注で用意したという什器の置かれた店内は、ショップでありギャラリーでもある。作品のシリーズテーマごとにケースを分けて展示されており、世界観が把握しやすい配置。<br />奥にはテレビモニターが備え付けられている。什器といい、大分思い切って投資してきたという印象。<br />中央スペースを開ければ、モニターを利用したイベントも実施できそうだ。<br />ショップスタッフはもちろんベノムグロウ（運営法人）の正規スタッフなので、商品選びやオーダーの相談もしやすいだろう。<br />さらに、ワンメイクアイテムやGALLERY Venom Glowのみで展開されていた「Venom Gothicer」も展示販売されている。このラインの扱いは全国で2店目になるので、関東のファンには大変ありがたい話だ。<br />店作りについて特に辛口で言うべきことは特に見当たらない。<br />立地は明治神宮前駅ほど近くと、これも悪くない。詳しくは<a href="http://www.fal-d.com/" target="_blank">オフィシャル</a>を参照のこと…<br /><br />依然として、メンズアクセサリー市場は苦しい時期が続くと思う。生半可に高額なシルバーという素材が敬遠される傾向も少なからず感じられる。それでもこうして前進していくブランド、進化していくクリエイターがいるということには、僕も喜びを感じる。<br />こうして今カットスロートから今日までを振り返ると、彼らのように翔いたクリエイターもいれば、消えていったクリエイター志望者が大勢いることを再度認識もした。正直、思い出せないカットスロート参戦ブランドも複数ある。中には造りの腕なら十分プロレベルなのに、という人だって。<br />僕もまた、めっきり記事も書かなくなってしまったから、偉そうに言えたものじゃあないけれど。<br /><br />とはいえ、いくら歳をとってもこの世界は思い出深いものだし、まだ当分見続けていくつもりでいる。このお店にも、ちらほら顔を出すことでしょう。遭遇したらお気軽にお声がけを。<br /><br />最後に、F.A.L山本さん、スタッフの皆さん、この度はおめでとうございます。<br />これからも、益々のご活躍を。

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<title>一般消費者として</title>
<description>いつの間にやらそれなりにマニアなくらい物を見て来て、業界に期待したり憂いたり、そういうことしか書かなくなって久しいのだけれど、たまには原点に立ち返り、素人視点でのフツーのブログを書いてみようと思う。欲しいものは今だって考えればいろいろあって、でも経済的な理由やら数あっても着けられる個数に限りがあったりでそうそう簡単に買うわけにもいかず、しばしばウインドーショッピングやネットで見て回ることを繰り返していて、あれやこれや思いを巡らせている。ほとんど丸一年活動休止、なんて時もあった..</description>
<dc:subject>雑記</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2012-02-26T12:28:27+09:00</dc:date>
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いつの間にやらそれなりにマニアなくらい物を見て来て、業界に期待したり憂いたり、そういうことしか書かなくなって久しいのだけれど、たまには原点に立ち返り、素人視点でのフツーのブログを書いてみようと思う。<br /><br />欲しいものは今だって考えればいろいろあって、でも経済的な理由やら数あっても着けられる個数に限りがあったりでそうそう簡単に買うわけにもいかず、しばしばウインドーショッピングやネットで見て回ることを繰り返していて、あれやこれや思いを巡らせている。<br />ほとんど丸一年活動休止、なんて時もあったけどトータルにしてもうかれこれ開設から8年半。興味を持った頃に制作に手を出していたなら、今頃レベルはともかく物を造れる人になっていたかもしれないほどの年月、アンテナを張っている計算だ。<br />そういうわけだから、ブーム最盛期にティーンエイジャー、その辺を入り口にその後のドメスブランド隆盛と乱立、衰退まで素人目ではあるが見続けていた勘定になる。<br />だからブログ初期に「ほとんど素人なのによく万の値付けて売ろうと思うよなあ」なんて酷いこと言ったようなクリエイターも、続けているならいっぱしのキャリアを積んでいることになる。考えてみると結構感慨深い。<br /><a name="more"></a>海外ブランドがブームを作り、メンズアクセサリー市場が一般化して大体15年というところか。90年代初頭くらいからガボール、クロムの上陸で火がついた筈だが、多分そのころのバイクブームの影響もあったのだろう。<br />当初バイカーイメージが極めて強かったシルバーアクセは段々と日本ならではのビジュアルロックに寄っていく。<br />今でもなおインポートものはモーターカルチャーとの親和性を維持しているように思うが、爆発的に増えた日本企業主導ないし日本の個人ブランドはゴシックを先鋭化していったり華美な路線に走ったり、どちらかと言えばフィギュアなど立体アートの趣がシェアを広げて行ったように思う。<br />またいかにも日本の少年心をくすぐるのか、そもそもビジュアル系自体そういう感もあるのか、案外アニメ、マンガ系の二次元文化とも融合していたように思う。今で言う「クールジャパン」に合致するが、やはり日本人の創作はそっちに向かうのかもしれない。<br /><br />下火になったというとやや語弊があるが、市場が細分化し、ビジュアル系にせよアニメ系にせよ、一つ一つのジャンルが狭まり、市場が小さくなった。同じようにアクセサリーの一時の爆発的ブームはやがて沈静化し、一種のサブカルのように特定のマニアが定着するようになっていった。<br />むろん、百貨店のような場でもまだ扱われているし、マニアじゃなくてもちょっと着ける、ということはある。過度のブームが去り、それなりの形で定着したと見ることもできる。<br />しかしながら単価と普及率、耐久財であるためリピートのサイクルが長いなど、おそらくまあそんな単純な話だけでもないだろうが、あまり景気がよろしいとは言えず、専門店は激減。激増したブランドも行き場を失くし、一方比較的廉価で一定の質を担保できる量産メーカーばかりが売り場に並ぶような状況になってきた。<br />ここについていち購買層として大変不満なわけである。それにしても前置きが長かった。<br /><br />装飾品の難しさは、なにしろ必要性の低さに尽きるのだろう。ある程度以上のクオリティは着用上はほぼ機能をなさない自己満足、精神的な作用であるし、必然的に割ける金額も限度がある。デザインが良ければ他に何もいらない…という考え方を見かけることもあるが、おそらく商業的には「ファン」を獲得しないと質だけで勝負する意味のあるアイテムではないと思う。<br />存在自体が付加勝ちみたいな商品なので、ブランディングや企画性が占める価値の割合が衣類や食品よりずっと大きくなる。<br />そういう中で、まずアクセサリーを着けることにそれほど意義が定着せず、なんならアクセサリーしてる＝ロック好き？のようなイメージが残ってしまった結果、下手をするとダサイ、イタイ、オタクくさい、などマイナスの印象を与えかねない。その逆風の中においては、「これならオシャレである」だとか、またそれ以外にも何らかの、装着する価値を提示できないことにはこれはもう勝負できない。<br /><br />なにが言いたいのかというと、値段の難しさ、さらには昨今の地金相場高騰もあり、市場がとても退屈になってしまったと感じている、ということ。<br />新しいブームを巻き起こすような、「新機軸」はそうそう出てこないし、販路、業態もどん詰まりだ。どうもなんだかファッション業界と一線を引いている感じがするから余計に縁が遠のく。<br />だからっていかにもな銀屋に行くのは、実は僕でも結構気が引ける。はっきり言ってあまり声掛けられたくないと思ってしまうし、ふらっと足を止めてポンと買えるような商品は、ない。<br />だから初めから入らない。流動客を掴みにくい商売をしてるなあ、といつも思う。<br /><br />まあいいや、と店に入ってもどっかで見たような真鍮アクセだったり編み込みブレスだったりスピネルネックだったり、もう見飽きたいつものシルバーブランドとなんか良くわからないオリジナル商品。せいぜいがそんなところだ。<br />毎回言うけど別にぶった切ってやろーなんてこと思っているわけじゃない。今回に限って言えば、本当にこう…街歩きしていて思うことだ。これ、多分だけど、別に僕が上級者になってしまったからってことじゃないと思う。実際店減ってるし。<br /><br />まあでも多分それがせめてもの売れ線なんだろうとは思う。大概の服が年2階のサイクルなら、ほどほどの値段のアクセサリーをそれに合わせてサイクルする、今までの話の中で最も合理的なことだ。<br /><br />だから、アパレルがシーズンごとにリリースする、一部は定番品、コストは服に合わせコントロール。非常に分かり良い。<br />素材は真鍮にメッキが質感、コストともにちょうどいい。キュービックジルコニアよりはスワロフスキーガラスの方がイメージも良い。<br />あるいはタレントやアーティスト、コンテンツのグッズとしても、バッジやキーホルダー同様収まりが良い。着用すればコラボ商法にもぴったりだ。そもそも芸能人とは最初から親和性がある。<br />…そういう立ち回りになってくるのかな、と漠然とした現状からの流れが見える。もちろん極端な話で、死滅するわけではないと思うが…<br />革小物なんかでも、一部のブランドを確立したメーカーを除けばOEMやライセンス生産が主力というところが多いだろうと思う。そんな感じに。<br /><br />もっと色々なところで、もっと気軽に見られたら。そういう日が来ると願っていたけど、現実はニッチになるばかりだった…<br /><br /><br />解決のなき、雑感。

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<title>イベントについて、まとめ。</title>
<description>ちょっと思うところあって更新延び延びになってました。なんか最近イベントレポばかりだし、どっちに向いてるのか自分でわからなくなっていたので…。こういう書き出しの語り掛けも誰に向いてるか見えてないので結構怖いものがあるのです。中途半端に外に向いているとなかなかこの辺悩ましいもんなのですよ。もっと私的な日記だと気にならないんだけど。とは言え折角色々見て回っているので、ここいらでいったん整理して初見を置いておこうかと思います。では以下、いつものトーンに戻ります。</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2012-01-10T03:17:53+09:00</dc:date>
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ちょっと思うところあって更新延び延びになってました。<br />なんか最近イベントレポばかりだし、どっちに向いてるのか自分でわからなくなっていたので…。<br /><br />こういう書き出しの語り掛けも誰に向いてるか見えてないので結構怖いものがあるのです。<br />中途半端に外に向いているとなかなかこの辺悩ましいもんなのですよ。<br />もっと私的な日記だと気にならないんだけど。<br /><br />とは言え折角色々見て回っているので、ここいらでいったん整理して初見を置いておこうかと思います。<br />では以下、いつものトーンに戻ります。<br /><br /><a name="more"></a>まず10月29日の銀フェス以降、行ったイベントはこんな感じになる。<br /><br />・11月12・13日　デザインフェスタ<br />・12月4日　クリエイターズマーケット<br /><br />シルバーアクセが多く出ているのはこの2つ。<br /><br />他にクリエイター系のイベントとしては、<br /><br />・10月30日　ロハスフェスタin東京<br />・11月3日　東京デザイナーズウィーク<br />・12月9～25日　冬の汐博内　汐留クリエーターズマーケット<br /><br />まあこんなもん。<br />時系列にちょっとずつ紹介。<br /><br />1.ロハスフェスタ<br />名前からはわかりにくいけど、ヨーロッパの蚤の市をイメージした…っていうとまあフリーマーケットになっちゃうんだけど、要するにでかいフリマ。<br />大阪では万博公園、東京では光が丘公園でやる屋外型で、まあその雰囲気からなんとなくヒッピーっぽいというか、こう、ロハス、スローフード、そういうカルチャー系な感じで3Rに絡めたエコロジー啓発的な理念で運営されているイベント。<br />レザークラフトが割かし多いけど、ブランドレベルの物はそれほどの割合ではない。<br />その分アマチュアの創作的なところや、牧歌的なノリ、やたらと充実したフード類を自然の中で見て触れて楽しむことができた。<br />正直ごみごみして近頃では殺伐とした空気すらあるデザフェスに比べて、ゆったりと楽しめる場であると思う。<br />商業的成功を求めて出展する場ではないが、一種の表現活動の一環としては年にいっぺんくらい面白いのではないか。<br /><br />2.東京デザイナーズウィーク<br />こちらは26年の歴史を持ち、これらイベントの中でも最も規模が大きいものでしょう。<br />出展も実績のあるクリエイターや大手企業、有名大学がたくさん。<br />こちらもエコ、自然をテーマに掲げ、アーティストや企業が発表やワークショップを行うというもの。<br />中には富士通デザインのように毎年列をなす名物ブースもある。<br />他にも積水はエコパネル素材を用いて生活を表現した空間を作り上げたり、ap bankの音楽イベントや環境に関する講演など、結構大掛かりなイベントだ。<br />それだけではちょっと当ブログと関係なさそうだが、もちろんそんな無縁なものではなくて、シルバーアクセこそ見当たらなかったけれど、実際にプロダクトを販売するブースエリアもある。<br />アクセサリー関係では台湾から来たウッドジュエリーの作家さんがいた。はるばる海を越えてくるだけあって、彼に限らず海外アーティストたちは自分のプロダクトの特徴を伝えようと、拙い日本語や丁寧な英語、それでもダメなら身振り手振り、実演で、精一杯アピールしていた。ここいらの姿勢は大変見習うべきものを感じた。<br />木製小物のhacoa、レザーのNO,NO,YES!など、既知のクリエイターブランドも出店しており、祝日ということもあり、またデザイン感度の高い来場者層でもあり、大変盛況だったようだ。<br />全体的には前年に比べるとスマートフォンなどガジェット周りのアクセサリーにやや出展プロダクトの偏りを感じたのは旬のせいもあるだろう。<br /><br />3.デザインフェスタ<br />こちらはまあ毎度のことなので、どういうものかについてはあまり多く語ることもないかと思う。<br />少し気になっているのは、これは自分だけでなく他に行った仲間も同じことを言っていたのだが、「同人ぽい人が増えたね」ということ。<br />まあ広義で言えばそもそも同人イベントだという話にもなるのだが、そういうことではなくて。<br />一に、どう見てもただの素人という出展者が体感的に増えた。<br />二に、内輪の遊びでブースを出していて、門前払い状態のブースが目に付いた。<br />かれこれ5，6年くらい前から来ているイベントだが、なんだかんだで変化は感じる。<br />内輪なところは元々あったが、それにしたってある意味見知らぬ来場者もその内輪、という感じであった。まあ同好の士の集まりであるから。もちろんそういうスタンスの人の方が圧倒的に多いが、気になるのはその中でさらに特定の身内に向いている人たち。別に出展権を持っている以上文句を付ける筋ではないが、家でやっても同じじゃないかと思う。<br />中には結構腹の立つ思いをするようなところもあったので、敢えて言わせてもらった。<br />出展費用を払って出展する場合、どうしても出展者が客の意識を持ってしまいそうになるが、実質はテナント料を払って店をやるように、あくまで来場者が客であり、出展者は供給側であることを忘れるべきではないと思う。<br />その辺がしっかりできないとクリエイターという「モノを作って供給することを生業にする存在」にはなれないと思う。存在、どころか職業にしようと思うならなおさらね。<br /><br />4.クリエイターズマーケット<br />行きましたよ、名古屋まで。<br />こちらも概ねデザフェスと同じ感じだけど、まだ殺伐とした感覚がないのがいい。デザインフェスタは少しイベント自体がブランド化してきてしまったが故なんだろうな。<br />クリマはどこか地元的な趣を残しており、会場のガレージ感もなんとなくマッチしている。<br />今回目に留まったのは、立体造形の類。なかなか精力的で、ああ、アートイベントらしいな、と思えるものだった。<br />デザフェスと共通して言えることだが、アクセサリー系ではシルバーから女性向けの手芸的なコスチュームアクセにシェアが移りつつある。ある程度彫金を嗜んでいる人も中にはいるが、多くは既製の真鍮パーツ、ビーズ、樹脂パーツ、時計パーツ、あたりを組立てて作るものなので、元となるパーツがあちこちのブースで被ったりしていると、若干変な気持ちになってしまう。<br />まあ、「アクセサリーパーツ」で検索するとすぐに出てくる奴なので。エッフェル塔とかトランプうさぎ、ハサミ、あたりが良く被ってたかな。エンブレムの土台もそう。<br />ファッション小物としては別に邪道というわけではないんだが、アートと言われると…ね。<br /><br />5.汐留クリマ<br />ここはちょっと毛色が違うかな。それほど出展数も多くはないし、汐留地下通路の路上にブースを構えるので、ここ目当てで来る人というのはあんまりいない。クリスマスイルミや汐博に来たお客さん、近隣の会社員あたりが主要顧客になる。<br />だから多分ここでバイヤーと出会うというのはないと思う。わかんないけど。<br />ただ、人通りは日時にもよるけどある時はあるので、OLさんやふらっと寄ったおばちゃんが買い物してるのは目にした。つまり逆に言うとわざわざイベントに来ないような層の目には触れるということ。<br />実は我が父親も通りがかりに覗いて、2万の絵を買おうとしたとか。しかもすでに売約済みだったと。<br />というわけで、まあ出展のメリットは何とも言えないけど、見る側としてはあながち捨てたもんでもないと。まあいかんせんブースが少なく、日によって入れ替わり制なので近くで働きでもしてないとチェックする割に合うか怪しいけど、ついでに覗く分には。<br />ブランド的なところの出展は数えるほど。女性の手芸系がメインで、レザー、陶器等のクラフト系がちらほら。ただたまに極端なアート志向の人が現れたりもする、カオスな場。<br /><br /><br />とりあえず以上。ちょっとじゃないじゃんと思うかもしれないけど、ちゃんとそれぞれの特性や具体的な出展内容に言及すると多分それぞれで1エントリ使わないといけないので。<br />ただ多分行ってないとこれだけ見てもよくわからないだろうとも思うので、何か気になるところがあれば気軽に聞いてくれれば。<br /><br />全体通じて、まあいつの時代も多分手芸は女性が主役なのかなというのが最近感じるところ。それは多分ロハスにしろクリマや汐留にしろ、アマチュア色の強いフリマ系がやや続いていたからだと思うのだけど、そう考えるとガチなイベントってあまりない。<br />デザイナーズウィークはガチで、企業関係者が多い。出展の中には実際に作ったサンプルプロダクトを出展し、実製造を請け負ってくれるメーカーを求めるクリエイターなんかもいた。昨年見かけたある台湾クリエイターは、日本のセレクトショップの取り扱いをゲットした。ウェアを作っているがこの出展には財布「所作」一本で勝負しているNO,NO,YES!は、このところ物系雑誌に立て続けに「所作」が取り上げられ、オールアバウトスタイルストアでの取り扱い、ブログ連載を開始した。<br />また未来に繋がる各企業のコンセプト展示が、姿を変えて実用化されるのを見届けることができるかもしれない、そういう場としてこのイベントは少し毛色の違いを感じ、見る側も面白い。<br />ただ出展においては他と比べて費用がグイッと上がる。<br />なにが言いたいかって別にデザイナーズウィークが良くて他が悪いとかじゃなくて、いろいろな目線を持って参加するとより面白いということ。<br />どうもなんかデザフェス系に皆が寄り過ぎているんじゃないか、と感じることがあって、それはイベント自体もそうなんだけど、出展の仕方にしても、またどういうイベントに行くかにしても。<br />直接関係ないので省いたが、僕個人はこうした展示イベントをもっと深く知りたいと思い、夏以降ゲームショウ、CEATEC（家電）、JFW JAPAN CREATION（生地・皮革）、インターナショナルプレミアム・インセンティブショー（ノベルティ）、スマートフォン&タブレット2012秋、東京モーターショーなどけっこういろんなところに顔を出してみた。<br />それぞれ良し悪しがあって、ぶっちゃけて言うと景気のせいもあって平均的に低空飛行の印象ではあるのだけれど、それはそれで様々な発見があった。<br />その上でアート・クラフト系のイベントにおいてなにを思ったかを抽出すると、他のなにより「表現」を出す場であるにもかかわらず、他のどれより内に向いてしまっている、ということ。<br />そして唯一外に向いていると感じたのがデザイナーズウィークである、ということ。上記のような実績はきっとそういうところにあると考える。<br />デザフェスを足掛かりに飛躍したいと持っている人がどれくらいいるかわからないし、もしかしたら今楽しければいいという刹那的な行事なのかもしれないけど、やっぱり見知らぬ道行く来場者ににこやかにコミュニケーションをはかるブースは面白いし、そこで何らかの形に残る…名刺でも、ノベルティでも、ものがあるとコミュニケーションが継続する。<br />もっとピンポイントで言えば、少しでも面白ければ僕は連絡先を渡すことも抵抗はないし、終了後フォローのメールがあったりするととても気持ちが良い。せっかくアンケート書いてアドレスまで教えてもそれきりだと次までそのブースを覚えていられるか自信ないし、どうせいちいちこっちの顔なんか覚えちゃいないだろうと思う。<br />我々来場者から見てあのようなイベントが面白い作品との一期一会の場であるように、作り手と受け手との一期一会の出会いの場でもある。<br /><br />以上は必ずしも全てのクリエイター、ブースに当てはまるものではないということは重々承知している。同じく全てのお客さんに言えることでもないだろう。<br />ただ、これらイベントが「アーティストが集うことでより大きなムーブメントを」という理念によるならば、まだまだ力が合わさりきっていないぞと、こんなもんで終わらんでちょうだいよと、それは強く言いたい。<br /><br />以上全体ザクッとした所感です。<br />形になりそうなら改めて撮りためた写真なんかも載せるかもしんないですけど、イベントばっかになっても「なんか良いよもうそういうの」って思われるかもしれないので、未定です。

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<title>「銀フェス」報告</title>
<description>銀フェス（呼び方がもうわからない）に行ってきたので感想等を。いきなりチクリと言ったもんでさぞかしボロカスと思うかもしれないけど、別にわざわざこきおろしばかりする気はないです。幾つかの視点に分けて考えてみようかな、と思っている次第なので、おおらかな気持ちで飲み込んでくれると嬉しいです…。</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2011-10-30T23:49:20+09:00</dc:date>
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銀フェス（呼び方がもうわからない）に行ってきたので感想等を。<br /><br />いきなりチクリと言ったもんでさぞかしボロカスと思うかもしれないけど、別にわざわざこきおろしばかりする気はないです。<br />幾つかの視点に分けて考えてみようかな、と思っている次第なので、おおらかな気持ちで飲み込んでくれると嬉しいです…。<br /><a name="more"></a><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1218.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1218-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" border="0" align="" alt="IMG_1218.JPG" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_1218-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />まず到着すると、入り口がこんな感じ。<br />入口の前にゴミ箱なのは、このさらに手前に喫煙所があるから。<br />昨年同様、どうしてもここにたむろする様な形になるので入りづらさは相変わらず。<br />加えて来場者も何度も出入りするので、受付が機能していないのはマイナス。<br />入った時に受付によるのか、素通りで良いのかちょっとためらうし、受付の方もそんな状況なので声掛けてこず、視線だけ寄越す。不審者じゃないんだからやめてよ…とまあ釈然としないものを感じつつ、なんか喋ってるので放っといて入った。<br />今思うと一般客は一般客で受け付けがあったのかもしれないけど、まあ今更どうでもいいか。<br /><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1222.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1222-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" border="0" align="" alt="IMG_1222.JPG" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_1222-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />センターホールはこんな感じ。<br />時間帯によってもう少し増えるタイミングもあったけど、ざわざわと活気のある感じではなかった。<br />出展者側の客慣れ不足もあったかもしれない。<br />これは本当に悪意なく言うことだが、空気があまりこう、いらっしゃいませでもなければすーっと溶け込んでいける感じでもないので、そのまま奥に行きづらかった。<br />写真を見るとこっちを向いている人が多いのがわかるだろうが、人の流れが活発でないためどうもこうして周りを窺う人が多かった。それも内輪の人が多いので紛れ込んじゃったパンピーにはきついものがある。<br />まあなんか例えるなら初めて来たライブハウスみたいな感じ。<br /><br />なので、すぐに隣の部屋に逃げ込んでしまった。<br /><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1224.JPG" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/IMG_1224-thumbnail2.JPG" width="150" height="112" border="0" align="" alt="IMG_1224.JPG" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/IMG_1224-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />昨年はこの上の二階も開放していたが、今回は一階だけ。<br />良くも悪くも、ガレージセールのような趣。<br />なんとなく寂しい感じの感想が続くのは、ひとえに出展の減少によるとみていいと思う。<br />ちょっとこの空間だとブランド物の展示っていう感じは全くないし、むしろよくバッタモンとか質流れとかがガレージ借りてやってる感じだよね…。<br /><br />出展ブランドも、はっきり言うけどプロアマ混合になってしまった。<br />実際にアマっていうのはレベルが低いとかじゃなくて本当にアマチュアの、これからのクリエイターが出てきている。<br />彼らにはむしろデザインフェスタ等をお勧めしたいと思う。<br />個人的に今後動向を見守りたいと思うが、名指しで紹介するのはまだやめておきたい。<br /><br />そうすると、いつものようにピックアップしてご紹介するものがない。<br />スカルカップの出展者の他作品を見られたこと、実物を見たかったQUETZALのラインナップが見られたことは良かったが、写真にはないもう1つの部屋は<a href="http://www.venomglow.com/" target="_blank">ベノムグロウ</a>、<a href="http://glam-scale.com/" target="_blank">GRAM SCALE</a>、<a href="http://www.lips-tips.com/" target="_blank">LIPS&TIPS</a>のブースで殆どマルイだし、敢えてここでどうこう言うことはない。<br /><a href="http://www.ratrace-web.jp/" target="_blank">RAT RACE</a>の実演もまあいつもの通りの実演で特に何か演出があるわけではなく（少なくともそう見えた）、ファンが実作業を見られるという以上のことはない。<br /><br />べつにだからと言って失敗だと言うつもりはない。<br />知った顔のいる人や作り手の人には社交(サークル)的に楽しめたんじゃないかと思う。アート・クラフト系の小さなイベントなんてそれでもいいという考えもある。<br />ただ、前にも書いた通り何を目的にどうしたいイベントなのかがわからないので、その狙いははっきりさせた方がいいと思う。<br />ただの賑やかし、インナーの活発化なのか。やや閉塞的な業界を広く一般に向けて発信したいのか。はたまた流通、販売に向けてのアピールなのか。<br />一つ目ならこんなものかな、という気がする。後ろ二つだとしたら、ダメだろうな、と思う。<br /><br />一般向けという意味では、お話にならない。Dというバンドのイベントをやったが、融合しているとは思いがたい。<br />いや、FALはしていたが、それ以外のイベントは完全に切り離されていて、これでは多くの出展者はバーターである。動員も華やかさの点でも完全に食われていた上に、そのファンたちが他のブースに流入している様子はなかった（ベノムグロウのブランドにはあった）。<br /><br />立地的にも通りすがり客の獲得は難しく、みたところふらっと通りがかって入ったという人は全くいなかったように思う。<br />これは当然のことで、入口が解放されていないからだ。オープンイベントだとは誰も思うまい。<br />いずれにせよ面する道の先に遊びに来た一般人が向かうものは何もなく、まず通行人自体いなかったと思うが。<br /><br />業者向けという点、これはさすがに外からでは分からないのであまり強くは言えない。<br />ただ、ブース出展各社が業者向けに準備してきているようには思えなかったし、基本的には場所貸しで野放しだったように推測された。<br />業者向けの見本市という印象はなく、クラフトイベントのブースそのものというところが多かった。<br />この辺は…もしそういう視点なら、ビッグサイトや幕張のインナーイベントを何の業種でも良いから見ておくことをお勧めしたい。<br />資本力の問題はあるかもしれないが、何の情報にもならない名刺だけじゃなく、持ち帰ってブランドを覚えてもらう何かを渡す、これは鉄則だろうと思う。<br />まして名刺に連絡先だけとか、あっても何の情報にもならないブログのURLとか、それではちょっと一緒に仕事しましょうとは言いにくい。普通は。まあ意外と仲良し繋がりだけでショップに置かれたりするっぽいからこの業界何とも言えないけど。<br />うん、まあちょっと無責任かもしれないな。<br /><br />無責任ついでにブース作りの話をもう一つ言うなら、これはまあ書きながらのアドリブなんで本当に取っ掛かり程度で思って欲しいのだが、例えばブース来場者にカードと割引クーポンを付けるとかね。なんか認証コードかなんか入れて。<br />ブースの見え面、声掛けでアテンションを得たら、商品と接客でインタレストを獲る。で、その場で売れなかったにしても後に残るブランドIDを持って行ってもらって、検索＝サーチしてもらう。そのサーチに行くまでのハードルが一つあって、それを特典で乗り越えさせる、と。何もないより、見るだけ見てみようと思う確率はだいぶ違うから。<br />ここまででAISAS＝Attention,Interest,Search,Action,ShareのAISがクリアできる。Actionが購買にあたるのだけど、割引ならそのプッシュにもなるし、初見時よりも検索して辿り着いた時点では購買ハードルは低くなっている。<br />ちょっと逸れるけどShareの部分、もし買ってくれたとしたら、到着まで当然ワクワクしてくれることだろう。嫌々買う奴はそうそういない（今さらだが、ネットショップを構えている前提）。もし彼らがSNSアカウントを持っていたら、それを仲間に紹介してくれるかもしれない。<br />そうした時にホスピタリティの高いケアをするために、アカウントを持っておくことも有効だろう。ブースで作り手と対面し、その当人から購入し、SNSを通じて繋がることで、彼らのうちの幾らかは強固なファンとなってくれるかもしれない。<br /><br />…なんだか外国のマーケティング本みたいな文体になってしまった。<br /><br />大いに話が逸れたが、踏まえてイベントを振り帰ると、個人的に楽しんだことは楽しんだのだが結局それはブランドがどうこう、商売がどうこうということではなく、知っているファンやクリエイター、業界の方との交流に他ならない。<br />もちろんこうした場を通してさらに新しい出会い、知り合いの輪は増えて行く。ただこんなことを公言するのもなんだがそれで何か出展している方々に商機が生まれるかと言えばそういうわけではない。<br />僕の体は一つだし、財力にも限りがある。コアユーザー一人と繋がったところであれもこれも買ってくれるというわけにはいかない。<br />例えば去年SAINTSなんかはここで見て案外良いなーと思ってみる目が変わった一つだったり、Guardiaなんかは実際にオーダーしたわけだけど、じゃあ今年どれだけの発見があったかって若い子たちが頑張ってるな、というラインナップだったのが実際と、これはもう言わざるを得ない。<br />これが「銀フェス」と言われるとはっきり言って切ない。<br />決して出展している人たちを低く見ているわけではないが、そうは言ってもものには順序があって、地元ライブハウスで地場のインディーズバンドを集めて「ロックフェス」なんて言ったとき、あなたはどう思うだろうか。<br />仮に凄く上手いのが集まっていたとしても、そういう問題じゃないという話になるだろう。一つ二つ名の知れたバンドがいたとしても、それはそれでそのバンド主催イベントになるだけだ。<br />それはもしかしたらスカルカップにしたってそうなのかもしれないが、有志イベントとはわけが違う。仮にも企業を絡めて事務局構えて行うイベントだろう。<br />箱押さえて場所貸して、シルバーアクセの祭典です、出展は開催直前までうだうだ決まらない、聞いたこともないブランドやへたすりゃ学生混じりです。<br />採算合わないんだろうなーと僕みたいなやつじゃなくても思っちゃうでしょ、多分。あんまり主催側としても旨味がなくてやりたくないんじゃないかって。ライブイベントだってベノムグロウ仕切りだったし。<br />二階フロア誰も入らないなら、飲食でも召致したらどうかと。もっと場内ザワザワ盛り上がんないとキツイって。<br />知り合いいない間、一通り見終わってからしばらく真ん中のベンチでボーっとしていたけど、ほんとにただブースがあるだけじゃないか。<br />それだったらほんと前も言ったかもしれないけど、ギャラリーで合同展示会でもやったほうが賢いよ。<br />それじゃできないないものを生み出さないとダメ。ここははっきり言わせてもらうけど。<br />あの辺だったら新南口のギャラリールデコあたりでも借りて展示やったほうが通りすがりも獲れて、なんなら光りもの好きなおばちゃんあたりがちょっとくらい買っていってくれるかもしれないよ。<br /><br />ちょっと余りに長いのでこの辺にするけど、別に僕は僕なりに楽しめたんです。これを毒だと受け取るかはお任せするけど、別に僕としては悪し様に言ってやろうというつもりで言ったわけでも今書いているわけでもない。私用キャンセルしてまで最後までいたし。<br />もっと運営に対するツッコミとか言おうと思えば言える。でもとりあえずは出来るだけ意見になるようなところだけ書いたつもり。<br /><br />多少の雑さはあれ、去年の記事ではまあ良かったという風に評したけど、今年は去年に比べてダウンしているからこういうトーンになった。簡単に言うとそういうことです。<br />まあ、談笑とかは去年よりできたんでそこは楽しかったけど。それが目的ならいいんじゃないかな。<br />だったらブース出展なんかやめて全部事務局仕切りでアイテム募った展示会にしちゃった方が集まるし面白いと思うけど。<br />

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<title>Exhibition silver  Vol.2</title>
<description>今年も渋谷スペースエッジで、「銀フェス」が行われるとのこと。今回はRat Raceが出展するということらしいので目玉になるんじゃないかな。ここを見る人は大概ご存知かなあとは思うけど、一応オフィシャルサイトもブログしかなくなってるので…日程 10月28日、29日時間 11:00～19:00会場 渋谷区3-26-7 渋谷スペースエッジちょっとしかしね、思うところがあるので今回は忌憚なく言わせて欲しい。</description>
<dc:subject>ニュース</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2011-10-12T16:52:29+09:00</dc:date>
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今年も渋谷スペースエッジで、「銀フェス」が行われるとのこと。<br />今回はRat Raceが出展するということらしいので目玉になるんじゃないかな。<br /><br />ここを見る人は大概ご存知かなあとは思うけど、一応オフィシャルサイトもブログしかなくなってるので…<br />日程 10月28日、29日<br />時間 11:00～19:00<br />会場 渋谷区3-26-7 渋谷スペースエッジ<br /><br />ちょっとしかしね、思うところがあるので今回は忌憚なく言わせて欲しい。<br /><br /><a name="more"></a><br />・イベントタイトルは何なのか？<br /><br />イベント名、少し前までブログ上では「銀フェスイベント≪silver≫」(括弧はあったりなかったり、スミ括弧だったり非統一)と記載され、ロゴには「silver」と大きく、副題に「Creators Exhibition」というかたち。<br />そこから突然「銀フェスEXHIBITION silver」へ。<br />またしばらくし、日程等発表の記事ではイベント名「EXHIBITION SILVER」に。<br />しかし記事タイトルや本文では以降も「銀フェスEXHIBITION silver」表記が混在。<br />そしてブログタイトルは「Exhibition Silver」としている。<br />かと思えばまた「銀フェス【silver VOL.2】」なんてのが出てくる。<br /><br />もう、別に「銀フェスなんて恥ずかしくて人に言えない」とかそういう細かいことはどうでもいい。<br />イベント名表記くらいちゃんと決めてください。<br />僕もイベント運営は仕事でやったことありますけど、こんなに顔が定まらないでどうやってそのイベントを周知しようと思っているのか、担当の方に話を聞いてみたいレベル。<br />これ企画書ありますか？と。企画書起こしてたら真っ先に名称と表記は定めるでしょう。<br />こう言うとお出になるブランドさんまで悪く言うみたいでちょっと申し訳ないけれど、参加を募る時イベント名どうしてたんでしょうか。「銀フェスです！」で突き通したんでしょうか。<br /><br />・誰に知らしめようとしているのか？<br />はっきり言ってよっぽどアンテナ張ってないとこんなブログやってても気付かない。このイベントの存在に。<br />出展される方から聞いてやっと知ったけど、これそもそも誰向けのイベントなのかな。<br />去年も一般が参加できるのかなんかよくわからない公式サイト表記で困ったけど、どこで誰に告知してるのかな。<br />公式サイトもなく。あちこちからリンクしているでもなく。誰が知ることができるの？アップビートメディアワークスの扱い雑誌に入れ込んだりしてるの？<br />EXHIBITION SILVERで検索かけてうちのブログやFacebook等SNSでの僕の書き込みが上位に出てくるってなんなのよ。ノー告知ってレベルじゃないだろ…<br />アップビートのサイトやFacebookページで告知されてないことは把握。うーん、これのスポンサーって何？出展者？<br />成功失敗の測定はどうやるのかな…<br />イベントのコンセプトやブース案内、催事の告知、何一つ今の時点で整理された情報がない。<br />それで集まるのは誰かって、限りなく中の人に近い属性の人間だけだよね。意味があるのかな…<br />シルバーアクセサリーの魅力を再発見、なんて謳ってるけどただ商品並べて再発見も何もないよ。ここも、何が提示できるのか聞いてみたい。それを聞いてはじめて行く気になるってものだと思うのだが。<br /><br />・企画がちゃんとあるのか？<br />今書いたことなんだけど、現時点で内容が何も見えていない。<br />もう半月前なのに、随時更新するのでブログをチェックしてください、とある。ずいぶん強気である。<br />出展者募集をまだやってることもどうかと思うが、今の段階で「概要が整いつつございます」だそうだ。<br />まだ概要にすら至っていないとは、ばかにしているのだろうか。<br />コンテンツもわからず、有名でもないブログをチェックし、その上で会場に足を運ぶ。<br />そんなコア中のコアな人間をターゲットにして意味があるのかと首を捻ってしまう。<br />まあどうせどこかのバンドマンあたりをキャスティングして、動員を水増しするんだと思うが。<br />大学生のサークルイベントじゃないんだから…<br />500円でも入場料を取らないあたりで運営も薄々自覚があるんだろうなーとも、思うけど。<br /><br />・いろいろむかつく<br />ここまで散々言ったので、これが目に留まっていろんな人が腹を立てるかもしれない。<br />出展者の方にも、俺の出るイベントに言いたい放題言って悪評バラマキやがってと思われるかもしれない。<br />じゃあなんでそんなことをこのタイミングで言うかって、こちとら行く気でいるのに満足に情報も出さなかった挙句、こんな直近のタイミングで前述のようなことを悪びれず書いてるその態度なんなんだよと腹を立てているのです。<br />大体ずーっとブログの文章が愛想悪いし誰に向けてるんだかよくわからんし担当者の本文からいきなり出展者さんの記述やブログの引用に移って変なことになってたり、もう絶対片手間で適当にやってるだろって感じが漂っててずーっとイライラしてた。<br />だって二年目ですよ！？去年より進歩してくれないんだったら、出展者みんなまとめてデザフェスにでも出た方が楽しいよって話だよ！<br /><br />それでも行くことは行くのでぜひ盛り上がって欲しいけどもうそこは出展者さん次第です！頑張って盛り上げてください！黙ってりゃバイヤーがきて目に留まるとか思ったら大間違いっていうかそんな人いないんじゃないでしょうか！<br />どうぞ、どうか、僕に平謝りさせてください。すごく良かったと感銘を受けさせてください……<br />あとこれを目にした一般シルバーファンの人がいらっしゃれば！ぜひ！足を運んでください！そして感想を聞かせてください！<br />僕が間違ってるかもしれんからな…

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<title>髑髏杯個人的コメント</title>
<description>ちょっと今さら感があると思う人もいるかもしれないけど、あえてこのタイミングでもう一度SKULL CUPを振りかえりたいと思う。前回ほど長くはならないと思うけど、より主観的な話にするつもり。叩かれてもしらねーぞ！そういうのじゃないから…帰ってくれる？</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2011-08-04T01:43:17+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
ちょっと今さら感があると思う人もいるかもしれないけど、あえてこのタイミングでもう一度SKULL CUPを振りかえりたいと思う。<br />前回ほど長くはならないと思うけど、より主観的な話にするつもり。<br /><br /><a href="http://gindhara.up.seesaa.net/image/fuckn.jpg" target="_blank"><img src="http://gindhara.up.seesaa.net/image/fuckn-thumbnail2.jpg" width="40" height="40" border="0" align="" alt="ふぁっくん" onclick="location.href = 'http://www.gindhara.net/upload/detail/image/fuckn-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a>叩かれてもしらねーぞ！<br /><br />そういうのじゃないから…帰ってくれる？<br /><br /><a name="more"></a><br />気を取り直して、気になるものについて触れると言ったところからやっていきたいと思う。<br /><br />まず、ここで僕の投票内容について。<br /><br />投票したのは、OWL'Sさん、S.O.Fさん、Quetzalさん。<br />ポイントについてはほぼ前回書いた通り。<br />本当はわからない作品に入れたいと思っていたのだけど、3点とも制作者さんはわかってしまっていた。<br />Quetzalさんは既製品だし、S.O.Fさんは刻印が入っていた。まあ顔もいつものS.O.Fさんだったし。<br />OWL'Sさんは仕上げの光り方と写真写りで。あと金属状態でいじるのが得意な方なので。<br />でも結局悩んだあげく、これで行くことにした。<br /><br />対抗馬として検討に挙がったのは、17、22、74、117あたりか。<br />それぞれに言及すると、<br />17はノータッチだったことが残念。指入れた状態で検討できない物は、僕の基準で選外にさせてもらった。<br /><br />22は凄く良かったけど、チベタンが好きかどうかと自分に問うた結果、Quetzalさんに一歩譲った。<br /><br />74は風格もあったし作りもしっかりしていておもちゃっぽくもなくて悩ましかったのだけど、スカルなのか？みたいなことを考えてしまい、あとどうしても一馬を思い出してしまったので、入れなかった。<br /><br />117も結構リングとして完成されてていいなと思った。凄く細かいところで、横長（指に対し）なところが嵌めてみてしっくりこなかったので、惜しくも漏れた。アメシストが正円くらいの方が好みだな。<br /><br />他にも触れて行く。<br />3は、実用するスカルリングとしては凄くいいなと思う。ただこの場の中ではどうしても後回しになってしまった。<br />髑髏王というとアレだが、即売会的なコンセプトなら良い勝負ができただろう。<br /><br />6はSKURANGERのレギュラーアイテムか。これで来たのは意外というか。ヒューマンスカルで行けば、標本の忠実さでは多分トップに立ったのでは。<br /><br />23のラブクラフトさん、頬骨の下にリングのベースが伸びてる作りはコーツアンドハケットのやり方で、嫌いじゃない。が、もっと突き抜けたレギュラーアイテムがあるのになあと思ってしまった。<br /><br />34のも、チベタンと一緒の感想になっちゃうが作りの上手さ以上にこの系統が好き嫌いあるだろうと思う。凄く丁寧に造られてるし、こちらもベースのスカル造形が優秀。<br /><br />36、10位には入ると思ったんだけどな。さすがにでかいし実用的には問題ありだと思うけど、コンセプトモデルとしてここまでやるのはアリだと思う。オブジェ的な意味なら、文句なく作りもしっかり作り込まれてた。細部までドロドロぐちゃぐちゃにならずに。<br /><br />40も写真で見た時は実物期待してたんだけど、着けて見られなかったのが残念。<br /><br />82、まあZEKEさんだよね。でもこの顔、新造品じゃないかな。まあ僕がごひいきなのはご存じの方も多いと思うけど、細かさは確かです。相変わらず。<br /><br />88は個人的には顎なしが結構いいんじゃないかなーと。あともうちょっと白場を増やしてコントラスト付けた方が映える気がする。退廃的に仕様ということで暗めのトーンなのはわかるけど。<br /><br />96あたりも商品的には結構好き。ただその場合価格が気になってくるかも。リボンももうちょっと別パーツっぽく乗ってるといいな。<br /><br />105のKAGEMARUさんのはラットっぽいなんていう意見もあったみたいだけど僕はそう思わなかった。僕は実はラットさんの丸みを帯びた感じよりKAGEMARUさんのメリハリの強いラインが好きで。これもハイコントラストだしシルエットがしっかりしてるから結構締っててかっこいい。<br /><br />111,113は足し算し過ぎた印象。どっちもベースがいい感じなんだけど、プラスオンが重い。111の釘は蛇足感があり、113は蛇が重くてデザイン的に美形のスカルと食い合ってる印象。スカルに蛇というのは斬新な構図でもないので、勿体ない。<br /><br /><br />個別だとこんな感じかなー。<br />全体の話もすると言ったけど、まあ概ねなんか言い尽した感じもする。<br />今後の方針については主催者さんの考え次第だけど、イベント感みたいなのはもっと出せたらいいなと思います。<br />多分事前知識がない来客には単にスカルフェアに映るだろうし、当初学生のインナーコンテストっていうこともあって予選みたいなのがないから本当に玉石混交、これはまあまりショップ向けかっていうと疑問も出てくると思う。<br />底辺ラインがないと全体のレベルが落ちて見えるとか、まあそういうことも回を重ねるとしたら行く行くは出てくるんじゃないかな。<br />あとはやはり長くやるという前提であれば、ある程度有志スタッフで運営していくような体制も必要になるでしょうね。ほんとにその辺は、どういう風にやっていくか次第だけど。<br />だから、そういったコンセプト決めみたいなのはこの第一回の実施、結果を受けて、検討してみる価値があるんじゃないかなと。<br /><br /><br />

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<title>SKULL CUP 2011 第01回 髑髏杯　結果</title>
<description>去る7月20日で投票受付を終えたSKULL CUPの結果が発表されました。とりあえず順位についてはここで番号を挙げてもわからないと思うので、リンク先で見てみてください。まずは全体の所感から書きましょうか。ざっくばらんに書いて行くので、現実的な問題とかで気に入らなく思われるかもしれないですが、悪意はございませんよ。</description>
<dc:subject>所感</dc:subject>
<dc:creator>遼</dc:creator>
<dc:date>2011-07-25T01:57:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
去る7月20日で投票受付を終えた<a href="http://skullcup.jugem.jp/" target="_blank">SKULL CUP</a>の結果が発表されました。<br /><br />とりあえず順位についてはここで番号を挙げてもわからないと思うので、リンク先で見てみてください。<br /><br />まずは全体の所感から書きましょうか。<br />ざっくばらんに書いて行くので、現実的な問題とかで気に入らなく思われるかもしれないですが、悪意はございませんよ。<br /><br /><br /><a name="more"></a><br />僕は、WEBの他、池袋のBLACK BARTSさんで展示を見ました。<br />で、今WEBの他って書いた通り、結果的にWEBを軸にしつつ現物展示を各店で、というような構図になった感はあります。<br />これが純粋な美術展であれば、WEBは展示会場への誘導に全振りになるところですよね。今回は店頭イベント形式だったので、WEBがオリジンで店舗と提携したような見え面になっていました。<br />この辺りはちょっとしつこいかもしれないけれど良し悪しあると思っています。<br />ただ現状叶え得る大会規模、参加者バリューを考えれば、WEB利用は必然であったのは否めません。<br />どこまでこのイベントに一作入魂を期待するかにもよりますが、個人的にはWEB票を地域票が追い越し、最終的には投票は会場のみとなると強烈だな、と思います。<br /><br />ちょっとわかりにくいんで多少露骨な言い方をしますが、全体的にはWEBと会場の乖離は思ったほどはなかったです。が、ものによってやはりWEB受け、現物受けはあるな、という印象は受けました。<br />投票された方でお付き合いのある人は、全員が全員現物を見て事前の考えとまったく違う投票をした、と言っていました。僕もやはり現物見て印象がだいぶ変わった作品は多数ありました。<br />まあ10人前後の声ですが、揃いも揃ってそう言われると考えさせられるものがあります。<br /><br />大会形式についてはひとまず以上です。<br /><br />次は全体の作品群について。<br />思ったより冒険はなかったというのが初めの印象です。<br />当初僕の想像では、若手ブランドさん中心のラインナップということでかなりモチベーションは高いように感じていました。<br />従って相当に気合の入った一点物が結構出てくるのかな、とイメージしていたわけです。<br />要するにちょっと浅はかかもしれませんが、ガツンと高価な石を使ったり、複数の地金を織り交ぜたり、ストーンカービングなんかも使ってみたり、パヴェセッティングしてみたり、言わばモーターショーのコンセプトカーのようなモデルが出てくるのではないかと考えていたわけです。極端にいえば、そのまま即定番商品になりえないようなものです。<br />勿論皆がそうではなく、思い切りリアルやハードコアなスカルを追求した物も出てくると思いましたし、あとはやり過ぎた奇形アイテムも想像していました。この2方向は予想通り大半を占めていたように思います。<br /><br />基本的にはシルバーアクセの制作者さん中心なのでまあ勿論シルバーメインなのは当然だとは思いますが、中には木彫りで作っちゃいました、とか、クリスタル彫っちゃいました、なんていうのも出てくるのでは…と。いや、例えばですけどね。<br />なんというか、「銀のスカルという土台にプラスオン」という固定概念があったのかな？と感じられる作品が散見されたように感じます。出来上がったスカルに必要のない装飾をくっつけた、彫り込んだ、というか、全体で一つに収まっていないなと感じることはちょっと多かったかも知れません。<br /><br /><br />では、実際のアイテムについて、まずはランクインした10作品に言及します。<br />参加者の方は回れ右するなら今のうちですよ。<br /><br />まず、10位のLocmariaさん。納得のランクインですね。真鍮のいぶしと磨きでコントラストを出していますが、これがかなりメリハリ効いていて雰囲気があります。<br />定番と言えば定番デザインですが、ベースのスカルが整っている上、他のチベタンに比べスカルの趣が強く残っているので、普通にスカルリングとして格好良く仕上がっていると思います。<br /><br />9位のRさん。ごめんなさい、ちょっと僕にはわかりません。スカルでハートの形というところにデザイン性ということはわかるんですが、それほど驚くアイデアでもないですし、申し訳ないけど造形はお世辞にも…<br />もっと動きを付けて二体が絡み合うような形でハートのシルエットが出るようだと、もっと良くなるのでは。<br /><br />8位、LegioMadeさん。ちょっとイメージにないアプローチだったので、わかりませんでした。ブランドレギュラーのスカルはドロドロっとしたものしかなかったので、これほど精緻な物を作られるとは驚きです。<br />全体的にもシャープに収まっていて優れていると思いますが、個人的な感覚ではファンタジー物の鎧を思わせるエッジの立ったフレームが少しアニメチックだったかなと。もう少し大人しければさらに上だったのでは。<br /><br />7位、S.O.Fさん。こちらは現物を見て非常に印象が上がった物の一つです。思いの外丁寧な立体構成と、リングとしての収まりは秀逸でした。<br />ベースを黒くしているのも、着用しての見栄えまで考えられている証だと思います。案外大振りですが、着けてみると綺麗に収まるんです。これは写真だけではパンチ不足に思うところでした。と、僕はそう思っていたのですがWEBでも票が集まっての7位。リングとしてのトータルの見栄えで選ばれたように思います。<br /><br />6位、Quetzalさん。出品アイテムそのものが既にネット上では有名になってしまっている分、WEB票は遠のいたのではないかと思います。僕自身、基本的には知らない物を優先して選ぼうという心理がありました。ただ、そのプロパー商品でここまで食い込むのはさすが。<br />結論を言うと、現物を見ることができて良かったです。まったく違う作品を出されるよりも、むしろあのタナトス２の現物が東京で見られたということが幸いだったような感もあります。<br /><br />5位、Sethさん。なにしろ仕上げの独特さに目を奪われますが、こちらも結構土台のスカルが立派です。デザイン的にはかなり整ったリアルスカルなので、サイドのラインは必要だったかな？という気がします。<br />それを踏まえても事前の票入れ候補だったのですが、試着不可だったのは残念。結構指の入れ位置が後ろの方にあるので、装着角度は気になるところでした。<br /><br />4位、Guardiaさん。普段スカルをメインモチーフとしないGuardiaさんですが、さすがに造形力では頭一つ抜けている物を感じさせましたね。全体の造形に加え、細部の装飾に手抜かりがないことは、注目に値します。石使いも良かったと思います。<br />しいて言うなら、リングとしてのフォルムは若干苦しいかな、と。それに伴い全体に陰が落ちて見えるので、スカルはもう少しつるっと仕上げても良かったかも。<br /><br />3位、SKULL LABORATORYさん。こちらはプロパー品のカスタムで、元々注目していたうちの一つでした。非常にラインがはっきりしていて力強く、完成度はこの順位に相応しいものです。<br />全体に張り巡らされた文様も彫りが深く、丁寧な仕事ぶりが見て取れます。なかなか重量もあるのですが、スカルの頭そのものがリングになっているタイプでなく、土台にくっついているデザインが収まりよく見せています。文様の細かさは、好みによりますがもしかしたらもう少し強弱つけてすこし引いてもいいかもしれません。<br />こちらもプロパーベースだからか、WEBで大きく票を取りこぼしてしまった。<br /><br />2位、OWL'Sさん。意外なほどに上位は変わり種が占めていますが、筆頭に挙がりそうなのがこの作品でしょう。写真でもわかる仕上げの美しさ、頬骨や皺など曲面の立体表現も見事にこなしている造形、そしてまさにコンセプトカー的な、合理性と関係ない頑張り。一発勝負のイベントの醍醐味でしょう。多分買うかどうかという評価基準での票ではないでしょう。<br />正直、なぜここまでオッさんにしたのだ、もっとハンサムにすればいいのに、と突っ込みたくもなりますが、それも含めての遊び心がこの結果に繋がったのではないでしょうか。<br /><br />1位、2 Abnormal Sidesさん。WEBでこれほど票が集まるとは正直予想しませんでした。組み上がった時のバイカー姿自体はそこまで誰にとってもカッコイイ、というものではないように思ったからです。<br />すなわち、こちらも現物を見て僕の中での評価が上がったタイプでした。ヘルメットパーツは精密で美しく、高い技術力が伺えます。<br />個人的には結果的に頭がちょっと長いとか、2つのスカルの仕上げがもっと丁寧でもいいかな、とは思いましたが、これもやはりコンセプチャルな発想とそれをやり遂げてしまう本気の遊び心が評価されたのだと思います。<br /><br />ベストテンを総括しますと、ザ・髑髏といったような趣とはやや遠い結果が少しばかり意外でした。投票した3点は全て入っていましたが、｢髑髏王｣らしさというより総合的な完成度で見たので、該当作品には申し訳ないですが大勢に影響しないのではないかと思っていました。結局大いに影響しました。<br />とは言えやはり良いな、と思ったものでほぼ占められているので、好き嫌いというのはあるにせよ、おおむね出来の良し悪しというのは出てくるものだな、と感じました。<br />つまり出来が良いというのは当然として、やはりある程度新しさ、驚き、意外性、そう言ったものがあると一歩抜き出るのでしょう。ただそれもWEB上で当初話題になった幾つかのパンチの効いた作品が入っていないあたり、イコール奇抜であればいいということではないようです。<br />この辺についてはちょっとだけ、アクセサリーファンを見くびっていた部分があるかもしれません。懺悔します。申し訳ありません。<br /><br />さて、他にもいくつか気になる物がありますので、記事を分けてまた改めて書こうと思います。ついでにもう少し全体についても思うところなど書いて行くつもりです。<br /><br />お気を悪くされる方も多少なりいらっしゃると思いますが、取り立ててなんの力があるわけでもありませんので、どうかお気になさらず。

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