2005年09月24日

ひとこと

タレントものの項で色々悩んでみたのだけれど、まあ結局入り口は知らないところから何らかの道を経て知るわけで、そのひとつとしてタレントさんていうのはアリなしでいやあアリだと思うし、タレントさんに気に入られるって言うのはなんか誇らしいような気もする。たとえば今プッシュしてるZEKEがふとどっかのアーティストにえらく気に入られたってなったら僕もちょっと「フフン、わかってんなあんた!」みたいな、そんな気になりそう。
作り手としても、なんぼなんでも「俺の商品でなく、つけてるやつが好きなだけなんだろ、くそくらえ」とまで思う人はいないと思うし、普通に商売人としてやる気があれば多少の葛藤はあれ「ありがたいことだ」という気持ちも大切なんだろうな、と思う。
なんかでもそういうのとは別な次元で、ただお揃いが欲しい、そのためなら10万でも注ぎ込む、っていう・・・そればっかりはどうも、僕にはわからんなあ、理解がどうしてもできないなあ、と、ふと思った。「気持ちはわかるが」とすら言えないレベルの人が、結構いるんだな。ってね、感じた。
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2005年09月09日

くどいくらいに、ブランドとは

何度となく書いたこのテーマ。まとまったらそのうちカテゴリ分けしようかな。
私事ながら、就職して半年、色々と仕事を覚え、知識も増え、実際にこの仕事に関する知識はそれなりにあるといえるのだけれど、職業は何か、どんな仕事をしているか、そう聞かれた時に職業として仕事を出来ているとはまだ言えない。任される仕事があったって、本来スムーズに行われて然るべきところの手際が悪かったり、スポーツ選手で例えれば新人選手が育成をかねて出場するとき、それは試合に勝つという目的を果たすために雇われて出場しているのとは事情が異なり、取引先(BtoB)である球団においてもまた球団の顧客(BtoC)であるファンにおいても将来的な、球団においてはチーム運営上、ファンにおいては未来のスターを応援するためという勝負とは違うフィールドで仕事を行っているということになる。
前置きがずいぶんと長くなったが、駆け出しデザイナーは無論デザイナーというポジションに到達しておらず、様々なスキルやノウハウを得てある程度の感性と技術が固まって初めてそれに基づいたものづくりが出来るようになる。
そんなわけで常々疑問に思い、また苦言を呈しているのが、厳しく言ってしまえばニーズもないのに日々ものすごい速度で増えている自称ブランドの乱立だ。
店を構えるでもなく部屋の片隅でワックスを彫って鋳造屋に銀にしてもらう、これだけなら駅前でギターを鳴らしているのと変わりないというかむしろそれよりも手っ取り早い。さて駅前でギターをかき鳴らしてプロギタリストと言って誰が感心するだろう?
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2005年08月28日

バッタ物に気をつけろ

シルバー業界は胡散臭いところがある…以前そんなことを書いていた。
未だにそういうところは変わらない。業界の規模的に適正がそうなのはわからないでもないが有限会社ばかりなのもイメージ的には閉鎖的である。むしろ制作者が前面に立つ個人事業主形態であるほうがブランドにおける最重要ポイントである「信頼性」の面で安心できるように思う。中小企業の形態をとると進んで作業や運営状態を公開していない限り、現場がユーザーに見えないからだ。
だったら企業としてのイメージの良い株式会社であればいいのかというとそれも結局細部を除いてはほとんどイメージに過ぎないのだが、少なくとも健全な経営状態を公告する義務の有無は違う。
信頼というのも色々あって、製作過程における信頼と経営状態に関する信頼、たとえば前者、デザイナー・職人はどのような形態で制作を行っているのか。優れたセンスのデザイナーをおき、卓越した技術の原型師があり、厳しい基準で仕上げ工程を行う、という作業の流れにしても、デザイナーを立てていながらデザインがバイトの持込であったり、デザイナーの一点一点手作りだといいながら実際は原型師がいたり、何も正直にいえば問題ないことでもパフォーマンスのつもりか何なのか、いかにもな広報が行われる。
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2005年08月21日

職人とオーダーメイド2

疑問を呈するそもそものきっかけのひとつに前回言ったアイソラとのやりとりで、オーダーは受けない方針であるということを言われたのがある。
理由は職人の保護という立場からだという。作れといえば作ってくれるが、ブランドを回している中一本の注文のためにゼロから作り出す作業を指示することはできないというのだ。
なるほどこの場合財布であるが、言ってみればオーダーで商品を作るという作業はひとつ売れるたびにいちいち型から作らなければならない。非効率的といってしまうとそれこそこだわりのないかのようだが、よくよく考えると一からやる必要があるようなオーダーというのはなかなか考えにくい。
とはいえこれは財布というある程度形の決まったものだからであってシルバーだとまた話は違ってくる。自称「作品」であるブランドが多いように、表現という面が強いからだ。リングひとつとっても多種多様で、革製品のように素材の質とか縫製の良さといった基準もつけがたい。

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2005年08月19日

職人とオーダーメイド

昨今「自分らしさ」の旗印の下にオーダーブームが業界問わず目立つ傾向にある。若い世代にいたるまで本物を見る目が養われていると評されることが多いが、今回あえて疑問を投げかけて考えてみたい。
あえてするまでもなく以前より時折気になることがあった。シルバーなんかでは特に一点もの至上主義のようなところがあって、それはマーケットの狭さに反比例するような数量限定だとかシリアルナンバー重視の傾向に窺い知ることが出来る。元来この手のコレクター小物の類は深夜番組の通販で寺門ジモンでも見ればわかることだがレアであることによる優越感みたいなものが世間一般に浸透している節がある。もとをただせば限定によるものではなく人気ゆえ品薄のアイテムを所有している優越感(エアマックスが好例)に端を発するのだと思うが、そもそも物の良し悪しと限定数にそれほど強い関係はない。
第一シルバーなんてもとからあまり在庫を抱えないのに限定もへったくれもない。受注生産と一点ものオーダーとの差は自分以外の他人に渡るか否かに過ぎないようにも思える。一点物の方がデザインが優れる道理はないし、そもそもブランドのオリジナルのセンスが自分の求めるものに合致していればいちいちオーダーで注文つける必要はない。
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2005年06月23日

渋め

スカル、クロスといったモチーフは出尽くした感がある昨今。
最近のものでは、OVERLOADのレイズドクロスはその計算された縦横比とラインの綺麗さで個人的にかなり完成されたクロスになっていると思う。
相変わらず新規ブランド(ブランドというべきかは今もって怪しいと思うが)は次々と生まれているが、クロスだスカルだなどと先人の作ったものをいかに使うかというだけならばその意味は(ユーザーにとっては)あまりない。

いまさら新しく買ってもつけるか、というのがあるために(所有品を手放すということは基本的にしたくない)どんどん買うためのハードルが上がっている中、今までとは違うタイプに多少興味を持った。
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2005年06月04日

プチシルバ

スーツ生活になったことをはじめとして、流石に社会に出ると世の中なんでもアリとは言えないことを実感する。
ようやく視野が服装やその他身につけるものとの調和とかアクセントとしての使用に向いたといったところか。
久しぶりにカットスロートに触れるが、そういった目になるつつあるせいかラインナップが濃すぎて「どう使えばいいんだ」という印象を以前より強く持った。デザインなんて趣味の世界だという向きもあるだろうが、偏りがあることは以前からも感じていたことだ。
OVER LOADのスイングチャームを購入。今回復活参戦のOVER LOADだが、3アイテム全てレイズドクロスシリーズに揃えて来た。シンプルでそれほど凝ったディテールの作りこみがあるわけでもないし独創性が目立つわけでもないのだが、なんなのだろう、妙に格好良い。縦と横のバランスとか太さとか厚みとか、細密なディテールとは別な点での美的感覚なのだろうか。
その際、Lサイズの方が美的に感じたし、値段を考えてもこれだったらクロムハーツ買うより良いなとおもったものだが、実用的に考えたとき所有品と、また試着して見た時の見え方を考えて、同期などの普通のリーマンが「それいいなあ」と思うのはどちらだろう、と考えたとき、我ながらこっちだな、と思った。

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2005年05月22日

愛・地球博にて

万博に行って来た。
外国パビリオンを中心に回り、各国の文化に触れていると、アクセサリーはお国柄を映すというか、工芸品の定番なんだなあと改めて思うわけで。
トルコのナザールボンジュ(目玉の魔除け)、極細銀線の手編み銀糸(写真撮っとけば良かったが、オバちゃんが群がってて撮れず)。ポーランドはアンバーを使ったハイジュエリーが出品され、ネパールはラブラドライトやレインボームーンストーン、ハンドメイドの仏具。エジプトのカルトゥーシュや、アンク、スカラベ、ウジャトなどの独特なモチーフ、メキシコにはネイティブのインレイ技法も見られた。オーストラリアパビリオンではさまざまなオパールが並び、シルバーアクセとはちょっと違うが結構夢中で見た。
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2005年05月15日

デザ☆フェス

デザインフェスタ二日目にいってみた。結構いろんなクリエイターが集まるということで、偏りを直すにはちょうどいいかなと思った。そんで結構刺激を受けてきた。
ただそれは一般的なシルバーへの(インポートとか有名ブランド)回帰ではなく、むしろこれまで目に触れることのなかったようなクリエイターたちによるもので(当たり前だけど)、そういったカルチャーとしてアクセサリーを楽しむというのもいいもんだというものだった。
シルバーアクセ「業界」は業界であるわけでもちろんビジネスなので、アートとは異なる分野にあると思う。それは広告表現がアート表現と異なるのと同じで、商業的なメッセージを伝えられなければユーザーにとっての魅力にならない。ファッションとしてのカッコイイは必ずしも造形物としてのカッコイイではないということだ。
だからといって好き勝手するアクセが必ずしもダサイわけでもなくて、絵画や彫刻に魅力を感じて購入するようにどんなスタンスで作っていてもカッコイイと感じるものは出てくるし、売れることを狙って作っても絶対に売れるというわけでもない。
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2005年05月07日

近況

すっかり更新頻度も落ちてしまい面目ない限りな今日この頃。
これといって書くことも出てこない毎日でどうにもならない。

最近はといえば、F.A.Lのワンメイクのサイズをあわせてもらい、今までになく奇特なリングを楽しみつつ、久しぶりにキャメロットのリングを購入。ゴリゴリのデザインが増えている中で、スターナイツやジャスティンはそれ単体のデザインこそいいなとおもうものはあれど実際に着用となると二の足を踏むもので、シンプルなデザインをチョイス。意外かもしれないがもってるキャメロットは皆結構シンプル。
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2005年05月02日

毎度ありがとうございます

まったく更新しなかった上に自分自身がろくにサイトを見てないにもかかわらず4月は過去最高のカウント数を数えまして、期待を裏切り続けたことに深くお詫びしたいと思います。
過去から今まで、日のうちおよそ4分の1くらいかな、検索できていただいているようですが、そのうち半数以上がジャスティンディビスの情報を探しておられるということで、まったくもって役に立っていないわけです。
これまでアクセス記録については触れてきませんでした。というのも、自分自身あまりアクセスをたどられたくないし、統計を出して「こんな検索で来てる人がいるよ」というネタをやっているブログも結構あるものの、自分がそこでネタの一因になっていることにあまりいい気がしていないからなんです。
データは基本的には外部に出さずにサイトの運営に生かしていくべきなんじゃないかと思うわけです。お客さんはネットサーフィンしてたどり着いて読んでいくだけの存在で、たまたま来てデータとられた上ネタにされたらたまったモンじゃないです。まして「○○って検索で最近来る人が多い。でもウチでは扱ってないですから!残念!」みたいなのは、ちょっと感じ悪い。
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2005年03月19日

ふと思ったこと

先日横浜の記事で書いた、ロックキャンディへの思い入れについて、何か夢から覚めるようにある理屈とあの気持ちが結びついた。
そうなってしまうと実に必然的だ。アクセサリーのあり方のひとつということが出来るかもしれない。
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2005年03月18日

20,000アクセスありがとう

おかげさまで20,000カウントに達しました。
予想を超えるハイペースにうれしい悲鳴と不安な悲鳴が入り乱れております(私の脳内で)
ということでたまにはなんか息抜きみたいな感じで2万ヒット記念イラストを描いてみたよ。
みる
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2005年03月16日

伝説と職人と立地条件

12日土曜日、横浜。美大の卒業展示を見て、赤レンガのFREE STYLEを覗く。一時はGACKTモデルで一世を風靡したが、特にこれといった押しがないので最近は存在感に欠ける。旬の過ぎた感がある中見たところ、店内はかなり混んでいた。
簡単な話だ。「赤レンガに遊びに来た若者がそこでおしゃれなアクセを売っているお店を見て、入る」それだけのことだが、結局のところ立地なのだ。そりゃあ銀座の一等地が北陸の10倍なんて話にもなるわけだ。
生で見たアイテムは画像で見るままで、平均値といわざるをえない。どこが長所とか短所とか言いがたい、なんとも評価に困るところだが簡単に言えば主観的に興味を持てていないということなんだろう。
ミューズスラヴァーもあったが、こちらは画像では鏡面が非常にきれいだったのだが、思ったよりも普通だった。華奢でちょっと安っぽく感じたので、むしろ画像栄えしているかもしれない。
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2005年03月01日

小ネタ

スカリーさん「どうもー、スカリーです」

ふぁっくん「ファッ君だよー」

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2005年02月25日

これからのシルバーアクセサリーにおける見方、見られ方

おそらくは、インディーズ、メジャー問わず、海外も含め、僕はシルバーにアートとしての完成度を見ていないのではないか、と自らを思う。
クリエイターからすれば、言うは易し、というところも多いだろう。
それでも、中には進むべき道を見つけあぐねている人や、やりたかったことから離れている不安を抱えている人もいるかもしれない。
そこで、ジュエリーアートというものを改めて考えるということをしていこうと思う。
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2005年02月18日

ビジネスでありアートでもあるけど、売らにゃおマンマ食えません

販路の確保は商売にとってとても重要かつ大変なことだ。
率直に言って専門外なので偉そうなことはいえないが、アクセブランドに関しいろいろ考える上で避けては通れない気がする。
そしてこのサイトの理念である、よりシルバーをいろいろな人に知ってもらう、興味をもってもらう上でも。
最近シルバーを紹介とか言うよりはビジネス論になりつつある気がするが、うまいこと絡めていけるように頑張るので「とりあえずいいシルバーが知りたいんだよ!」という方もまあおつきあいいただけたらと思う。
以前書いたシルバー業界戦術の一貫でもあるので、見方によっては楽しめると思う。
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2005年02月14日

美術品なら贋作もまた美術

あほみたいに高い海外インポートブランド。
ブランドネームに5万も6万も出せるか!と、よくできたレプリカはニーズが絶えない。
論議を起こす気はないが、多面的に見てみよう。

まず、しばしばアクセサリーを「作品」と呼ぶ人は多い。ひとつの芸術品、工芸品であるということにあるだろう。一方で衣類としての装身具の面では、機能性やコストパフォーマンスも考慮されて売られる「商品」だ。

前者、アート作品として考えれば、贋作もひとつの文化としてなりえるということになる。また、レプリカはレプリカとして、トランプやカレンダーのデザインに利用されたり、インテリアになったりする。しかし実際贋作文化が出来そうにもないし、レプリカが成り立つとは思えない。
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2005年01月23日

ご存知ですか?インディーズ

最近思うことがある。
きっかけは近頃カットスロートの枠から視野を広げていること、その流れの上であるデザイナーの方、あるいは周りのファンや友人と話をしている中で様々考えていることにある。
カットスロートだとか、INDIES EXPOとか、「インディーズシルバー」というものを押し上げようという動きがおき始めているが、果たして誰に向けられた働きかけなのか。
誰に向けられ、どういう意味があり、どんな効果が期待されるのか。
誰にメリットがあり、誰が喜び、誰が儲かるのか。あるいは誰が苦労するのか。誰から搾取するのか。
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posted by 遼 at 19:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月18日

おやすみ

ここのところ数日に一度長い記事、というなんとも効率の悪い更新をしています。でも分けてしまうのはどうも合わないのでお見逃しくださいまし。
さてまあ今回は一回休みで、どうでもいーことをつらつらと書こうかと。
シルバーに関係ないので、すっ飛ばしちゃって結構。
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posted by 遼 at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする