2004年11月02日

やっぱりすごい、エムズコレクション

フリークの中では高蝶氏のL.S.D.や高橋氏のデフブリードなどのようにクリエイターが前面に出ていない企業形態に見えるせいかとかく存在感のないM's collectionだが、改めてオンラインショップサイトで片っ端から見ていくと、圧倒される思いがする。
職人の数を考えれば当然とも言えるにしろ、M'sのカラーというものはある程度見ていれば言葉には置き換えられずともかなりはっきりと存在している。
これはすごいことだと思う。

まず、その十数人に及ぶデザイナーの生む多くの作品すべてがエムズのクオリティというはっきりとした水準を誇るということ。これはブランドの意義にある品質保証という最低限の仕事ではあるが、その水準を高いレベルで維持するということはブランド価値をそれだけ高めるということになる。購買者的には「安心して、気持ち良く付けられる」わけだ。
もちろん仕上げが綺麗だというだけならこのするバーアクセサリーの業界に君臨することは出来ない。使い込めばボコボコしてきたりするものだし。
重要になるデザインだが、そこは多くの個性の結集である、個人的にはオンラインショップサイトのカタログを1ページめくるたびグッとくる商品が一つもないページはない。
特に石使いや流麗な曲線、精密なシンメトリー、歪みのない直線、これら技術の求められる部分の美しさはひいき目抜きに認めるべきところだろう。
インディーズブランドの多くはやはり手作り彫刻感が特徴であり売りである(意識しているかは別として)と思うが、機械彫りだろうと手彫りだろうとプレスだろうと、出来上がってきたものの美しさは純粋にそれ単体で評価していいものだ。
僕の感覚をより理解していただくために、オンラインサイト上で目を引いた商品の型番を記載しておく。
L-365-GN。リング1ページ目。先着一個、30%オフ、1万円を切ってこのレベルだ。
MC-353。リング4ページ。7500円。燻し部分とのくっきりしたコントラスト。
L-642。リング8ページ。9000円。これはもう、見れば判る。
L-663。リング9ページ。12000円。シャープで見事なシンメトリーだが、おそらくちくちくしないようしっかり丸めてある。
CL-001〜004。リング26ページ。M's流マンティコア!?(マンティコア=ストフリの大作)
MS-891。ブレス1ページ。15000円でブレス。それも綺麗なシンメトリデザイン。
MC-250。ブレス2ページ。39000円。僕の好み全開、ラインで魅せる美。ジョイントの金具までエッジが効いてる。
VIZ-022。ブレス5ページ。56000円。これだけ出せばエムズだとここまでのものが手に入る、これは凄いことだ。

もはやペンダントを挙げるまでもないでしょう。
値段、デザイン、品質。やっぱり全国に展開しさらに進化を続けているのは、ワケがある。
現在全国のエムズで秋の新作フェアが行われている。そのうちいくつかの店舗では次のような企画を実施している。

■『Session 01』エムズ・クリエーターによる「一点モノ」の発売エムズクリエーター全員が同一テーマ「クロス」の下、感性と技術を競い合った「1品入魂」の作品群を発表

なんだか、ちょっと1ブランドでカットスロートみたいな感じですな…
インディーズブランドの方々、マジ頑張ってください。インディーより安いけどインディーよりすげえと思っちゃうんですよ、正味な話。
posted by 遼 at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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