記事が書けないままだが、一応できる範囲で動向は追っている。
大したことではないけれど、雑感を記しておくことに。
何度か試みては取り留めなさ過ぎて頓挫しているのでもうグダグダでも一応アップしてしまいます。業界は安定してしまった印象。
乱立していたムックももはやネクストファイルの一人舞台に。
実際のところどんなブランド、どんなアイテムが世に存在しているか、メディアに求められているのは9割方それなのだろう。
強いてトレンドを言うならば2006年12月24日記事にて書いたハイジュエリー寄りのジャンルが定着している感がある。
ラペルピンやブローチといったジャケットスタイル前提のアクセサリーの持つ大人の装飾品と言うイメージが受けたか。
これらにストーンものがやたらと多いのもその「セレブ感」がニーズとしてあるからだろう。
もはやコムサなどのファッションブランドはもとより、百貨店の紳士洋品売り場でも確実に見かけるようになった。
のみならずパンクファッションを意識したブランドなどでしか見られなかったボロータイなども近頃では普及しつつある。
成金まがいの趣味はともかくとして、ゴールドやストーンとシルバーの組み合わせが目立ち始めたのは、創作の幅、完成度が広がるという点で歓迎したい。
いかに彫りが細かろうとやはり銀の地金を鋳造してはい完成、ばかりでは勿体無い。彫刻的なアイテムももちろん素晴らしいものはたくさんあるが、繊細にパーツを組み上げられた細工がたくさん見られるのは良いことだ。
機械式時計なんかも同じような悦びがある。もっとも有名時計師の細工の凄みはシルバーアクセの比ではないのは事実なので、時計マニアには怒られてしまいそうだが。
ところでそういった奇麗系にアクセサリーのイメージが流れていくに従い、かつての主流派であったカスタムカルチャーのアイテムというイメージが薄れている。ごつい、いかつい、という形容よりも派手、ケバイといった方向に変わっている。
市場を引っ張っているのがバイク乗りよりもヴィジュアル系ロックバンドだということだろう。
ドメスティックブランドの作風がコスチューム的な(最たるものはJAP工房かな)方向に寄っているのはそういった傾向が反映されているかもしれない。
また、マンガ・アニメ系の趣味の延長というケースも案外少なくなさそうだ。具象モチーフに偏重しているところにフィギュアと同様の趣向を見るというのは考えすぎだろうか。
主観としては、ひねくれたつもりもなく、実際にそういうところはあるように思う。
かつてここでは購買動機をファッションとスピリチュアルに分けて考えていたが、フィギュアとコスプレという価値観も同レベルで扱うべきかと考え始めている。
人の世の常と言うか、いまだもって「好きなタレントが付けているから」とか「好きなマンガに良く出てくるから」とかいった動機は差別されがちなようにみえる。そういう動機で買い求めた本人でさえよく「きっかけは○○だけど」なんていう聞かれてもない言い訳を始めるものだ。
しかしながら得てしてご高説を唱えても主観的な思い込みであるブランドの信者のごときファンになったり、でもそのブランドは別の人から見れば粗悪なつくりで暴利を得ているように見えたりなんてこともあるものだ。
挙句がはたから見ればアクセサリーに負けている痛い人・・・なんてこともあるわけで、案外似たり寄ったりかもしれない。
だとすれば産地だとか技術だとか嘘ばっかりの業界だとか色々これまで考えてきたけれど、こんな感じで業界成り立ってしまっているのだから、どうだっていいことなのかもしれない。
みんな好き好んでわけのわからんもんを買ってるわけだし。そして僕もそのうちの一人なわけで。
2008年04月11日
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この記事を参考にいろんな面でシルバーを考えさせていただき感謝してます。
これからも頑張って書いて下さいm(_ _)m
シルバーについて色々考える事が増えましたよ。
いつも興味深い事柄をありがとうございます。
まあ過去のが色々ありますんで、あんま書かないですけど勘弁してください・・・