2004年10月23日

ギローム・パジョレック

ビルウォール・レザー、ガボール、クロムハーツ、A&G、LPルシアンと名ブランドを渡り歩いたギローム・パジョレック。ネームバリューの高いジュエリーアーティストの一人だ。
その実態は僕は全然知らないが、専門学校のヒコみづのに来たことがあるとかいう話なので、別に胡散臭いことはないんだろう。
とりあえず触り程度に各ブランドに触れておこう。

ビルウォールについては以前にもだいぶ書いたので割愛。

ガボール。クロムハーツ、レナードカムホートと並び称される超大御所ハードブランド。なのだが、僕は実のところあまり強い印象がない。
僕がのめりこんでいく頃には後続のブランドも成長してきていた。三大ブランドの最大の功績は、やはり開拓していったこと、後続に与えた影響なのだと思う。
リードMFG、トラヴィスワーカーなど「ガボールを受け継ぐ」なんて売り文句で出ているブランド(本人の意思がどうなのかは実に疑わしく思うのだが)には、そのテイストの名残は確かに見て取れる。
アメリカ系のスカルをリードした存在で、イギリスの老舗グレートフロッグがリアルな造型であるのに対し、ガボールやビルウォールはデフォルメされたデザインが目立つ。

クロムハーツはさすがに語るまでもないと思う。代表的なあのゴシッククロス、ダガーなど初期デザインは色あせることがない。一方で新作も出ているが、そちらは代表作を押しのけるには至らないようだ。クロムハーツが帝王たる最大の所以は、先駆であることもさることながらその貪欲なまでの拡大への欲求ではないか。
アイテムの充実振りはもはやシルバーアクセブランドとは呼べないものになっている。レザーの充実振りは当初からだが、タオル、石鹸、箸など、誰が買うのか見てみたいものだ。アクセサリーも安くはないが、それらアクセサリー以外のアイテムの値段はどう考えても不思議だ。革製品が高いのは仕入れの時点で高級ブランドが買い占めるような特級素材を使っているとしたら判る(どのみち割は合わないけど)のだが。

A&G。アマール・ゲソウスのゲソウスホールディング社にギロームが招かれ始まったブランド。当時のゲソウス社所属デザイナーにはナグァール、トルテカのジョセフ・ボルトーリ、ロイヤルオーダー・ジャスティンデイビスのジャスティン・デイビスもいた。はず。
ジョセフは、「A&Gナグァール」を経てナグァールで独立し、ジャスティンはライオンハートを経てロイヤルオーダーで独立した。
A&Gの特色は、まずクロムなどよりさらに豪奢な装飾を加えたフレンチゴシック。お手ごろ価格で、目を見張る出来のものもあれば安っぽいものもあり、若干数に物を言わせるところがある。仕上げはたいがい粗いというか、むらがあるような気がする。同じ商品であっても。たぶんいっぱい作ってるからだろう。
良くも悪くもハードアクセの取っ掛かりに適したブランドかもしれない。

ルシアンは、ジュエリーの色の濃いブランド。独特な曲線美で性別の壁をなくしたデザイン。ユニセックスだが、かっこいいというより「美しい」というべきブランドだろう。
ハイクオリティで「ジュエリー」であることにこだわっているようだが、最近めっきり聞かなくなった。一時期は女性のステイタスジュエリーブランドになりかけたが、非常に高価なためかさすがにそこまで定着しなかった。
金のあるタレントなどにはかなりウケていた記憶がある。

そして一方で原点に立ち返り、手頃な値段でアメリカンなシルバーアクセをと作られたのが、アメリカンライダー。まさに原点。実はここからが今日の本題なのです。
今日はじめて現物を見た。なかなかカッコいいのヨこれが。中でもボリュームのあるアイアンクロスはインパクトもあり、エッジも効いていて、輪郭線に入った深い燻しのコントラストが引き締めて見せる。
薄っぺらい物が多いアイアンクロスだが厚みがあって重厚。他にも使い勝手がよさそうで、かつ「カッコよさ」を追求したようなデザインが揃っており、値段もリングで2万いかない価格帯。どれも厚みがあって作りも良い。
ところが、ギロームが生産を止めるということで、現在市場にでてるだけで最後だ、という。即決で買いたかったが資金にも限りがあることで断念。
アイアンクロスに14800円の札がついており、雑誌記事にもそう記されていたのだが、店員がどこかに電話して確認したら「マルカン(わっかの金具)つきなので28000円」と言われた。謎だ。チェーンセットだったのかな、多分。
なんか在庫一掃で今2割引いてくれるらしいので、ズバリ見てみる価値はありですよ。
アメ横のセブンシスターズというお店です。結構接客も感じよかった。
でも、売れちゃってたらちょっと凹むかもしれんなあ。買えそうもないくせに。
スカルの顔はアメリカン顔。BWL、A&G、ガボールなどを参考に想像してみてください。
なんせネットの画像すら見つけられないので、モノを紹介できないのが残念ですよ。
posted by 遼 at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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