2004年10月08日

ワモノと匠

ハード系シルバーにおいてゴシック、スカルと並ぶといっても過言ではないテーマが、和物だろう。日本の伝統的彫金技術と相まって、海外にはない独特なアクセサリーも数多い。
近年アクセサリーに限らずさまざまな分野で和物ブームと言ってもいいほど和風グッズがあふれている。その基本となるのが唐草模様で、和というと微妙に違う気もするが、梵字も人気だ。

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以前紹介したいくつかに加え、和物ブランドを挙げてみる。
まず、おそらく和物ではそれなりに露出が多いであろう龍図。売りは「各国の政府や博物館より記念コインの依頼を受ける彫金師」の技術とある。さらに、安さも魅力だろう。
この龍図、彫金技術を謳っているが実際のところはそれほどすごいのか、商品ラインナップを見た限りわからない。確かにおお、というものもあるが、値段相応というか、ストリートファッションを意識した和風ということからか、あまりヘビーでコアな、一言でいえばマニアックな作品はあまりない。琥珀や水晶への彫り込みは確かに値段も張って目を引くのだが。

というわけで、ちょっと安くなっていたので通販でペンダント2個セットを買ってみた。12グラムと18グラムということでボリュームが不安だったんだけど。
恐れていたような軽くてちゃちなものではなかった。二つつければ結構でかくて目立つし、細工は実際細かい。まぁ伝統工芸って感じではないかもしれないけど…。裏がぺちゃんこのまっ平らってこともなくちゃんと両面作られてる。悪くないと思う。巨大でゴツゴツ、どハードじゃなきゃやだ!って人には物足りないだろうけど、普通の趣味ならいい感じでしょう。出来と値段で考えると明らかに安い。

彫銀
あんまり説明は要らないかもしれないけど、まさに技術を前面に押し出した工房。これは押さえておかねばですな。
文字彫刻の美しさは寸分の狂いもない。さらに龍虎ドッグタグなどの彫刻は圧巻。
製造にはゴム型に限らずプレス金型なども使われているようで、精密な紋様はおそらくプレスによるものだろう。もちろんフルオーダーをバリバリやっているあたり、手彫り、彫刻機操作の技術あっての高レベルな原型と思われる。

ラブクラフト。シルバーアクセらしいシルバーアクセであり、和風テイストを取り込んだ、と言うかんじ。伝統工芸による和風とはまた違った味のブランド。グロさすら感じるリアルなスカルも迫力がある。
ごっついドラゴンはハードな趣味の人にはうってつけ。値段もそこそこ抑えられていて、作品のインパクトから見ればなかなかリーズナブル。
龍と風雷神が個人的にはパワーにあふれていて良い。
唐草モチーフのシリーズは、和の趣を残しながらも併せやすい感じのデザインで、汎用性が高いと思う。

とりあえずこんなとこか。
和といってもさまざまで、ichiのように汎用性が高いというかジュエリーユースとしての勝手が良いもの、ラブクラフトのようにアングライメージ漂うハードテイストなゴッツ系シルバー、彫銀に見られる匠の技、その幅広さを考えると、「和風」はいちモチーフとは区切れない。
個人的にはichiの手作り感の強いアイテムは一つは持っておきたいし、ラブクラフトの強烈なドラゴンも持ちたい。彫銀のユニークで豊富なアイテムを眺めるといくつも欲しいものは出てくるし、オーダーしてみたくもなる。
現実には限られた予算内でコーディネートの難しいワモノにはあまり手を出せないでいるが、気持ちの中では欲しくなるものはいくらでもある。
しかし、究極的にはその匠の技に予算との折り合いはつけたくない。職人技による一品を予算関係無しに作ってもらいたい・・・そう強く思う。
posted by 遼 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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