2007年12月07日

矛先がぶれていく

話が広がっていくので、このまま一気にいろいろなところに切り込んでいくことに。

大体にして数限りある情報媒体にも問題がある。
購買意欲を煽りさえすればいいというもんじゃない。
市場規模が小さいから、スポンサーの力も強く働くのかもしれないけれど、他のジャンルのユーザーレビューや記者レビューが必ずしも機関誌的かと言えばそういうわけじゃない。
金を出してくれるからとへつらうばかりではクライアントも育たない。優秀な営業は顧客を育てることも使命じゃないのか。

聞き飽きるほど「職人が一点一点手作りで」などと言う割には、余程のヘビーユーザーでなければそう易々と製作者に声を届けることはできない。商品にアンケート用紙が添付されてるようなブランドなんて見たこともない。ムックのアンケートでアイテムへの意見を書いたところで届くなんて思えない。
しかし、こんなコミュニケーション不全の業界なのに、見た目ばかり製作者とユーザーの距離が近いみたいに思わせる。
読者投稿の記事でも作ってみたらどうか。忌憚ないレビュー記事でも作ってみたらどうか。レザークラフトのアイテムを味がある味があると持ち上げて、ハイブランドをこき下ろしたって、そんなのは何の反骨心でもない。
まして、事実誤認を助長するような表現を媒体が行ってしまったら、それは罪ですらある。

似たようなノリでレザーのムックが増えている今、いっそ合体してみればどうか。あるいは、レザーブランドをスポンサーにシルバームックを作ってはどうか。出資のしがらみを抜け出せないなら、仕組みを考え直すのもひとつだ。
もっとも、純広告だけでなくタイアップ広告やカタログ掲載ですら金を取らねばやってられないのかもしれないが・・・確かにモノ系雑誌の宿命と言えないこともない。
そうやって考えていくとどうしてもネガティブになって、所詮はその程度の発行部数、その程度の市場規模、その程度の顧客層、ということなのかな、なんて気がしてしまう。

こんなふうに能書き垂れるだけでなくて何かしらやってみたいな、という気はしているけれど、別にそんなちゃんとしたものをユーザーが求めてないような気もするし、まじめに考えるだけ馬鹿を見るのかなあというのが正直なところだ。



まあシルバーに限らず宝飾品なんて大なり小なりそういうモンなんかもしれない。
シルバーアクセサリーが宝飾なのかファッションアイテムなのかもよくわからないし、金額的にもカジュアルで手頃に使いまわすように買えるものじゃない。そういうものを求めると、必然、コピーだとか粗悪品で済ますことになる。
一方で本気で着けようと思えば、あまり安っぽくても満たされない。考えようによっては一口にシルバーアクセなどと言ってもブランドジュエリーとカジュアルアイテムとはまったく別ジャンルのものなのかもしれない。くわえていうならタレントグッズもまたしかり。
前回も言及したとおり、イメージが全てなんだとしたら。あるアーティストのファンのうちで優越感を得るためにとか。「アクセサリーをつけている」という事実だけで得られるファッション好きというアピールとか。またはもっとシンプルに富の象徴だとか。
それを批判するわけではないが、こういう言い方をするとたいがいの場合「自分は違う、心外である」と言われるものだ。
ユーザー自身、「イメージ」だけでは上っ面のように思うのは確かなのだろう。

でも、だったら実際中身はどうなってるのか?


posted by 遼 at 02:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。