2005年08月28日

バッタ物に気をつけろ

シルバー業界は胡散臭いところがある…以前そんなことを書いていた。
未だにそういうところは変わらない。業界の規模的に適正がそうなのはわからないでもないが有限会社ばかりなのもイメージ的には閉鎖的である。むしろ制作者が前面に立つ個人事業主形態であるほうがブランドにおける最重要ポイントである「信頼性」の面で安心できるように思う。中小企業の形態をとると進んで作業や運営状態を公開していない限り、現場がユーザーに見えないからだ。
だったら企業としてのイメージの良い株式会社であればいいのかというとそれも結局細部を除いてはほとんどイメージに過ぎないのだが、少なくとも健全な経営状態を公告する義務の有無は違う。
信頼というのも色々あって、製作過程における信頼と経営状態に関する信頼、たとえば前者、デザイナー・職人はどのような形態で制作を行っているのか。優れたセンスのデザイナーをおき、卓越した技術の原型師があり、厳しい基準で仕上げ工程を行う、という作業の流れにしても、デザイナーを立てていながらデザインがバイトの持込であったり、デザイナーの一点一点手作りだといいながら実際は原型師がいたり、何も正直にいえば問題ないことでもパフォーマンスのつもりか何なのか、いかにもな広報が行われる。

産地が国内でもタイでも出来上がりの質で見るべきではあるが、工賃を削るためにアジアで作り、イメージのためにそれを隠し、値段は吹っかけるというのではなんだか詐欺のようだ。コストカットとそれを覆い隠すイメージ作りでぼったくるブランドとなっては信用に足りないが、信用されるために嘘をつくのでは本末転倒である。
とはいえビジネスなので何もかもありのままであれとは言い切れないが・・・

僕の愛好するロードキャメロットでも、不安になってしまうところはある。ウッドインレイは比較的隙間が多いし、ロイヤルシルバーは体の反応と赤い色味から見て銅の含有量が結構多い。値段はインポートに比べるとそうでもないにしろ、代理店を通していない割にはかなり高い方になる。
もちろん個人レベルのブランドに比べ企業運営コストが入っているのだろうが、そのために商品自体のコストをけちっているなんてことはないよな?という不安だ。シルバー950のピアスで1万円は正直に言ってちょっときついんじゃないか、と思った。多分同社のマオリウォリアーズあたりとの差別化の問題でアイテムとしてピアスは用意しておきたいが安値で出せない事情もあったのだろうが、いずれにしろ会社が利益率的に儲けすぎていれば適正価格より取っていることにもなりかねないし、赤字ブランドにユーザーの保証が出来る信頼は置けない。
制作サイドの姿があまりに見えないところが、やましい家業なんじゃないかという胡散臭さの原因ではないだろうか。

そしてアクセサリー業界の暗部、バッタ物。
バッタ物制作からスタートしたブランドもあるくらい浸透してしまっている。ヤフーオークションを見ればシルバーブランドに疎い人を狙ったであろう、いんちき商売の数々。○○タイプ、○○風の名の下に堂々とコピー商品が売り買いされ、野放しになっている。
偽者であることを明言しているならまだいいほうで、ヴィトンのバックのごとく何食わぬ顔して紛れ込んでいることもしばしば。中でも怖いのが、並行輸入とか何とか言ってネット上で当たり前のように売られている商品だってどうだかわからない。下手すると買い付けのバイヤーがだまされることすらあるのだし。
一概には言えないし責任を持てるわけでもないのだが、値段が安いものほど怖いと思う。なにしろこういうものもあるし。
ティファニーが「絶対売らないもの」として、ティファニーブルーのポーチと箱があるが、それも結局偽造されてしまっている。インターネットでティファニーを検索すれば、4割、5割引のティファニー商品の通販がものすごい数出てくる。正規品がこれほど大量に正規店外からそれも異常な値引率で流通するものだろうか?
胡散臭いといわずしてなんといえばいいのだろう?


posted by 遼 at 15:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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