2006年12月24日

最近のメンズアクセサリー傾向?

久しぶりの更新は、最近のメンズアクセサリーに見える傾向についてということで。
一応、個人のブログゆえ専門的にリサーチしているわけでないというのを前提にしといてください。

メンズアクセサリーというのはクロムハーツなんかで90年代一気に普及して、今では世間的にも認知されたと思う。
バイカー、ミュージシャンに留まらず、デザインの幅もだいぶ広がった。
宝飾品とはまた違った多様なデザインは女性ユーザーにも広がり、21世紀になるとラインストーンを多用したゴージャスアイテムが台頭し、ジャスティンディビスやロイヤルオーダーといった女性受けのいいブランドが広く人気を得た。
まあおしゃれなんてカッコつけなので女性に受けるものに人気が行くのは自然なことだ。
シルバーアクセ自体が目新しさを失い、それ自体では主張が弱くなってくると、一点もの、カスタムアイテムが幅を利かせてくる。
悲しいかな人間の心理は無意識下において競争心を捨てられないもので、より自慢できるアイテムを求めるようになっていったようだ。
シルバー普及の大功労者であるクロムハーツのヘビーユーザーがどういうわけかゴールドバージョンやストーンカスタムに走るようになったのも無縁ではあるまい。
ウェブ上のコミュニティサイトなどではゴールドや宝石アイテムをいかに安く手に入れるかという話(譲ってください系)が目立つ。個人的には高額な価値のものを高額な金銭で入手するから自慢できるのであって、安く買ったものを高いものだと自慢するのは見苦しいような気がしないではない。

しかし、そのようなアイテムを求めるのは単純に見栄だけではないだろう。
かつてシルバー成長期(仮に90年代半ば〜後半とする)にクロムハーツなどの洗礼を受けた世代が10年ほどの時を経てさらにワンランク上を求めているのだと考えれば不思議はない。
ジーンズにゴシッククロスなんて姿をしていた青年が収入を得るようになり、進級しようとしているのかもしれない。

そこで最近、よりハイジュエリー寄りのメンズアクセサリーが相次いでリリースされている。さらにはストリートテイストが主流であったアクセサリー雑誌もこぞってスーツスタイルの提案を始めた。
カフス、タイピン、ラペルピンを初めとしたアイテム、ホワイトゴールド、ラインストーン、そしてそれに付きまとう言葉は「ラグジュアリー」。

デコラティブ、ラグジュアリー、これらの言葉は嫌いだ。なんとなく格好よさげで多用しているとしか思えない、表現の幅が貧困であるような印象しか与えない。
訳すと要するにそれぞれ「装飾的」「豪華・贅沢」というだけのことだ。わざわざ横文字にする必要があるような繊細な表現ではない。
大体、ゴールドの地金に人工石を使って「豪華」もないだろう。
どの雑誌とはいわないが、開くページどこにもひとつは「ラグジュアリー」という言葉があったのにはうんざりした。どれもこれも豪華ならば、何の贅沢でもない。

そんなわけで、そのようなワンランク上の提案が目立つ昨今ながらそれが機能しているかは疑問がある。リリースされるアイテムにも工夫がない。個人的にはタイピンやカフスはどちらかというと中高年のアイテムであって、あまり多用してもおしゃれどころかタダのエセ成金でしかない。成金のような豪華な時計(いわば「ラグジュアリーなウォッチ」)をしているわけでもなかろうし、しても格好いいわけがない。
スーツ向けはシンプルスタイルだ、と土台の装飾を落としたアクセサリーをリリースし、カジュアルラインとの差別化でいかに高額化させるか。ホワイトゴールドを使用してみたり、無駄にパヴェにしてみたり。
しかしそもそもメンズアクセサリーが普及したのは造型の多様さが魅力としてあったのではなかっただろうか。

雑誌のインタビューでデザイナーを名乗る制作者が自らをクリエイターと位置づける姿は飽きるほど目にするが、今までのアクセサリーからワンランク上のアクセサリーのスタイルを新たに「クリエイト」してくれるのをせいぜい期待したいものだ。

今やシルバーアクセの世界は矛盾だらけだ。
規制のスーパーブランドにはないもの、とシルバーブランドが伸びたかと思えば、ショーメやLVを特集する。レザーも同様だ。
どんなにでかいブランドでも「ハンドメイドの職人技」を標榜するのがシルバー&レザーの世界ではなかったか。ユーザーはそれを求めているのではなかったか。
どっちがどう変わってしまったのかはわからない。いずれにしても、飽きるほど語られた「こだわり」なんていうものは移ろいやすいものであったということか。


posted by 遼 at 01:24 | Comment(3) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
え〜とシルバーアクセサリーとGoogleで検索したら出て来てちょっと気になって読んでました。

僕ゎまだ高校生なのであまり手が出せ無いのでリーズナブルかつ自分に合うGIGORが好きです。

しかもGIGORゎ繊細に作られているほうだと思いますし。(ピアスゎ微妙だが)
GIGORゎガクトが…というのがありましたが、何か意見があれば書いて欲しいです。

あと更新して下さい^^
Posted by 高校生ですが笑 at 2007年02月08日 16:03
どうも、こんにちは。
まず更新についてですが、ちょっと方向性を再考しているのでもうしばらくはスローペースだろうと思います。
ネット上のコミュニティサイトがこのところ急成長していて同好の志が集まる場所が多くなっているので、あまり意義を見出せなくなっているというのもありまして。

でGIGORですが、あまり最近ではひとつのブランドを取り上げてどうこうというのは考えてなかったですね。
それこそ今となってはブランドも数え切れない状態なので、メジャーなブランドの感想をあえて書く必要もないかなと。オフィシャルのリンクもはってあるので。
ただまあリクエストがあったということで、ちょっと考えてはみます。

最後にお願いとして、記事に直接関わらない書き込みは今後BBSに投稿して貰えるとありがたいです。まあ別にいいんですけども(笑)
Posted by 遼 at 2007年02月09日 01:37
すみません
携帯からのアクセスなのでBBSにいけませんでした。
でわ。
Posted by 高校生 at 2007年02月09日 14:32
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