2005年03月12日

雅な人々

???「もしもし遼さん、なんか忘れていませんか?」
ーん?誰だ誰だ?最近スパッと断髪してすっかり爽やか好青年に転身した、「意外と」かっこいいと言われるこの私を呼ぶのは誰だ?意外とってどういうことだ?よくよく見ないと駄目なのか?イメージ的にはかっこ悪そうなのか?ネットとかで散々画像よこせといった挙句それでやったら「画像出せるってことはやっぱり自信があるんだよね」ってしつこくねだったのは誰だ!みたいなそういう経験はありませんか?
???「何言ってんだ」
ーいや、だから誰だ、どこにいる、どこから見てるんだ怖いよ怖いようぉぁァァアァァンン!!!
???「俺だよ俺…」
ふぁっくん「ファッ君だよ!」
ーだよね!!
ファ「他にいねえよ」
ーねえ、この一人芝居結構書いてて切ないんだけど、なんでまた出てきたの?最低な繋ぎのネタを出して、これでしばらく出さないでいいなと思ってたんだけど。
ファ「バッカ、おめ、ほんとに忘れてんのかよ?」
ーだから何を。ん?可南子ちゃんとのデートか?美紀さんとの密会か?それとも由香里ちゃんがうちに来るんだっけか?
ファ「おめー、そんな見栄張っても世界中に惨めさを撒き散らして、2ちゃんとかでURL出されて哀れみと嘲笑の的にされるだけだぞ、わかってんのか」
ーマンゴーとか言われるのか(わからない人すいません)。あれはちょっと酷いからな。まああれはお互い様なとこはあるかもしれないけど、もし根本的な考え方の違いで叩かれたんじゃたまったもんじゃないからな。ジャスティンディビスとか好きな人にすれば死んでしまえって感じだろうし
ファ「明日はわが身だ」
ーフェアなつもりだけどな。で、何を忘れてるって?
ファ「ヒント、雅(ミヤビ)」
ーああ、はいはい。そうなんだよね、昨年末にも行われた、京都のインディーズブランドによる展示会、雅の第二回が開催されるんだね。
ファ「そうそう。今度は5月14日(土)、15日(日)の2Days!」
ー京都のブランドということで、ラブクラフトのショップで行われたんだったね。
ファ「参加ブランドはカットでもおなじみの銀燭、それとMETAL WORKER。次回もそうなのかな、まだそこまでは発表されてないけど」
ーもしかしたら会場ももっと広いところでやったり、参加ブランドを増やしたりするのかな?可能性のある企画だけに、どんどん大きくなっていってほしいね。前回のイベント詳細はこちらだhttp://www.love-craft.com/contents/about/miyabi.html
ファ「METAL WORKERはあまり知られてないのかもしれないけど、なかなか良さそうだよな」
ー結構好きだね。HPにはまだあんまり商品画像がないみたいだけど、今出てる奴を見る限りソリッドでサイバーな感じが個性的だね」
ファ「よく言葉の意味がわからん」
ーなんていうんだろう、ほんとに紹介文とかブランド名のままだよね。金属って感じ。メカっぽいのね。それも最近のバイオなんじゃなくて、ロボロボな。
ファ「SFっぽいよな」
ー昔、ファーブラとかいうブランドがこれ系のを出してたけど、あのブランドどうなっちゃったんだろ。すっかり見かけないんだけど」
ファ「あのころのネットショップではブランカあたりが全盛だったなあ。今これ大丈夫なのかよ、全然HP更新されてねえけど」
ー話が逸れてるな。
ファ「で、忘れてねえだろうな」
ーうむ。スカリーさん、スカリーさん。
スカリーさん「はぁい」
ファ「お前はハクション大魔王か、どこにスタンバイしてたんだよ」
スカ「まあ、全部筆者の自作自演だもの」
ーうるせー!
スカ「まあいいわ。覚えていたようで何よりですこと。今思い出したのかもしれないけど」
ーラブクラさんがぜひ君らにいじってほしいとおっしゃってたからな。
ファ「歯に衣着せなくていいんだろうな」
ー白々しいのは面白くないからね。ちょっと酷いくらいに言ってみようか。昔書いたときに偉い褒めたし、ヨイショしても仕方ないだろ。
スカ「その発言がすでに歯に衣着せてないね」
ファ「まあでも結局俺たちひとつの人格みたいなもんだからなー」
ーそういうことを言うんじゃない。で、どうだね。年始からの新作シリーズは今までと趣向を変えて、僕としては大きく脱皮したと思うんだけど。
スカ「蛇だけに脱皮といいたいわけね。上手い上手いと言ってあげると思ったら大間違いよ」
ー僕に辛口しなくていい。
ファ「俺としてはラブクラフトはあのゴツっとした粗仕上げがひとつの特徴になってたと思うし、もしもブランドとしてメジャー志向のためにバリエーション広げてきたんだとしたら、ただそういう作品出すだけじゃまだ意味がないと思うぜ」
スカ「私は単純にこのデザインが好きね。蛇モチーフは数あるけど、見たことない感じではじめてみたとき新鮮に感じたわ」
ーそうなんだよ。僕もそう思う。なんていうかなあ、エムズなんかそうなんだけど、こう絵で例えるとしっかり縁取りしてるイラストみたいな。君らで言うとスカリーさん。今までのラブクラはどちらかというと雑多な線で味を出すファッ君系だったと思うんよ。
スカ「狛犬あたりは多少そういった感じはあったけど、この蛇のノペッとした造形は今までのラブにはないわ」
ファ「つっても多分実物見るとそこまでの違いはないような気もするな。写真で見るほどいぶしのコントラストが極端かどうかは判断が難しいと思うし、ブレスフックやリンクパーツは確かに小奇麗だけど蛇の首元、付け根の辺りはゴツとしてるようにも見える」
スカ「実物を見られてないのは惜しいわね」
ーカットで今ひとつ伸び悩んだのはなぜだと思う?
ファ「押しに欠けた部分はあったんじゃないか。山下さんの書き込みはBBSを盛り上げたが、むしろそれが観戦者のようだったところがあって、ブランドのプッシュが目立ってなかった気がするからな」
スカ「でも変な話、おかげで12月が盛り上がったんだからなんだか無情よね」
ファ「とはいったものの、アイテムの傾向的に売り上げ勝負が向いているブランドではないような気もするんだよな」
ーそれは仕方ないよね。和物とかなりエグイ髑髏のラインナップでは、単純な売り上げ競争はやっぱり不利だと思う。それにね、やっぱりどうもカットに対しての取り組みも、どちらかといえば春銀さんのように店ありきのスタンスになるだろうし、カットスロートを卒業した、っつって昨日始まったチャンピオンズリーグみたいなことやってメディアに出てってプロセスを踏んでいくラブクラフトの姿は想像しがたい(笑)
ファ「まあ一概にインディーズって言うべきなのか微妙な位置だよな、春銀にしろラブクラフトにしろ」
ーもし全国流通を目論むなら、相応しいやり方は別にある気がするよ。地元から営業して広げて、資金を捻出してプレスに出して。結局表面に出る実質的なインディーとメジャーの差はメディアに出る出ないだと思うし。
ファ「セレクトショップがあつかっちまやメジャーみたいなとこあるしな」
スカ「知名度さえ上がれば、ちゃんとしたもの作ってたらメジャーへの道は見える気はするわね。もちろん経営的なものをしっかりするためにいろいろとクリアすべきものが出てくるでしょうけど」
ー結局どうなりたいかだよね。そういう点ではラブクラさんの目的地は僕ははかりかねるかな。いちファッションブランドとして全国流通するのか、二人の職人によるハンドメイドシルバーとしてがっちり足場を固めたいのか。
ファ「銀燭も同じことが言えるかもしれないな」
スカ「そうね。銀燭はやっぱりまだブランドっぽくないというか、良くも悪くもある個人がシルバーを作っていて、いろいろ作りますよ、こういうのがありますよ、気に入ったら売りますよっていう感じがあると思うわ」
ーそれはサイトの雰囲気もあるかもしれないな。
ファ「その辺からしてお前の言うブランディングなんだろ」
ーそういうことだね。
ファ「変な話、俺なんかはそういう職人とかアートシルバーを突き詰めるなら、ブランド名じゃなくて自分の名前で活動したほうがベターな気がするんだが、どうよ」
ーそれもありじゃないかと思う。legendの吉原さんはブランド名に確かに意味を込めているけど、実質的には吉原直が作るlegendシリーズ、grandシリーズというような雰囲気がする。
スカ「高蝶さんにしろ、RATGJOさんにしろ、そういう感じを多かれ少なかれ受けるわね」
ーブランドネームを前に出すのか、職人名を前に出すのか。カットのファンの人って実は後者が多い気がする。ただ便宜上というか、やっぱりアクセサリーって考えたときに「誰々さんていう職人さんが作った」っていうより「何々ってブランドの」って言うほうが一般的な感じはするよね、そりゃ。
ファ「まあでも、ナオヨシハラの、とかRATGJOの、だったら名前がブランドになるじゃん。ジャスティンディビスだってそうだろ」
ーまあね。でもそれ結局ブランドだし。誰々の、じゃないじゃん。
ファ「そういやそうか。じゃあ今のなし」
スカ「こうやって見ると、シルバー業界ってちょっと特殊なところがあるわね。こうやって無責任に侃々諤々するのは楽しくていいけど」
ー製作者にとってはまだまだ開拓して行かなきゃいけなくて、大変かもね。でも、その方がやりがいはあるよね。出来上がったマーケットでそれなりに食えてそれなりに人につけてもらえて、それも悪くはないけどさ。
ファ「なんだって一番乗りはすげえんだよ。そういう意味じゃあこんなフロンティア、のし上がるチャンスもあれば楽しみもいっぱいあるだろうよ。ましてや彫金なんて作ってて楽しいだろうし、それを仕事にできたら幸せもんだろ」
ー楽しんで作ってもらいたいね。そんで、さあどうだ!って見せてほしいね。皆さん、がんばってください。そしてすばらしいものを作り上げてください。代々受け継がれるような宝物に出会えることを僕としても期待しています。


posted by 遼 at 04:41 | Comment(3) | TrackBack(0) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実はちょくちょくお邪魔してました。
記事にあったMETAL WORKERのミキヤです(笑)
ちょっと嬉しかったのでコメント書いてみました。それでは〜
Posted by METAL WORKER at 2005年03月13日 03:10
とうとう…
実現しましたね!ありがとうございます!
ってほんま参考になります!遼さんのコメントは!
「ここがイマイチ」ってゆってくれる人は、なかなかいませんから(笑)
遼さんはすごく公平な感じがしますので、けなされても腹がたたない…
むしろできていない事を指摘されて「グッ」ときている子供の気分です(笑)
今のラブクラフトは目前にある仕事を順番に消化しております…。
あとはただ新作を作って、遼さんが言った、「さあどうだ!」ってのがほんとに楽しみです!
もうすぐ新作が4点誕生します!また感想をお聞かせ下され、お願い致します!
Posted by 山下浩平 at 2005年03月14日 15:45
>ミキヤさん
どうもはじめまして〜!いやーやっぱ意外に見られてるんだなあ…(笑)
シリーズが充実してくるのを、こちらも密かに楽しみにしてますよ〜。

>山下さん
やっちゃいましたよー。今回自分では甘いか辛いかわかんないんですが(笑)実も蓋もない感じになったかなーと。
がんばってください!雅ももし研修中ですが休みだったら行きたいと思ってますー。
Posted by 遼 at 2005年03月16日 01:25
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