展示期間、場所
7/1〜10 心斎橋「ROCKIN' JAM STORE」http://www.rakuten.co.jp/rockin-jam-store/
7/12〜20 池袋「BLACK BARTS」http://www.blackbarts925.com/
出展数
全124作家
リストは下記URL参照のこと
http://hellter.jugem.jp/?eid=8
WEBが稼働しましたので、URLを追記します。
http://skullcup.jugem.jp/
予想外と言ってしまうと失礼になるが、さすがに100を越える出展が集まるとは思わなかった。
これは主催者様の努力に敬意を表したい。
おそらく、企画段階から存在に気付いていた人にとってはどれくらいのバリューのクリエイターが出てくるかが期待と不安双方の種であったことと思うが、これも新進の作家としては最善に近いラインナップではないだろうか。
国内ではメジャーブランドに数えられるであろう一定のキャリアを持つLOVE CRAFT、ZEKE、Kagemaru design、S.O.Fあたりには当然期待がかかるし、近年頭角を現してきているAtelier Shima、Guardia、LegioMadeら、またリアルスカルで急上昇中のQuetzalも出てくる。
個人的には今スカルブランドとして注目しているSKULL LABORATORY、SKURANGER、GGQなどがエントリーしてきたのが嬉しいところだ。
あまりスカルの印象はないが、緻密さが持ち味のEgoism Of MAUHEあたりもどんなものを出してくるか気になる。
銀燭、J.O、driveなどキャリアの長いブランドたちは気分的には負けていられないだろう。
もちろん、学生含めまったく知らないところから面白いのが出てくれば、それは凄くうれしいこと。
ところで既に大方制作は終わっているはずだから勝手なことを書くけれど、楽しみの一つはそれぞれどういった戦法をとってくるか、ということ。
ブランドの作風、というのに囚われる意味はあまりないと思うが、これがウチの売りだ、という思いを持っている人もきっと多いだろう。ただ後学の意味も込めて、制作過程では色々な試行錯誤をしてくれていると良いな、と思う。その結果見るからにあのブランドだという作品に仕上げるもよし、あのブランドがこんな表現もできるのか、という発見があってもよし。
その意味では既存のラインナップでスタンダードなスカルを出しているブランドほど、チャレンジが必要かもしれない。
正直なところ、実は勝ち負けというのはあまり気にならない。個人的にそれほど意味があると思わない。
いや、もちろん企画否定ではなく。それはあくまで見る側に見比べさせる動機づくりをする手段、制作側の意欲を煽る手段として意味のあることだ。
ただまあ結果勝ったからどうというのは余り個人的に興味の対象ではない。
ひとつに、WEB投票の存在。どういった画像を掲載するかわからないが、写真にはやはり限界がある。平面でみたバランスと実際に二つの目で見るバランスは、以前別の記事でも触れたが結構違いがある。
いくらハンサムに映っていても実物は顔がペチャンコ、逆にやけにでこっぱち、なんてことは良くあるし、実際に見ると鼻が妙に小さい…とか、顎がやけにごつい…とか、往々にしてある。
指を通した時にどんな角度で付くのか、なんていうところも本当なら審査基準にしたいところだ。
その辺りで、写真写りと現物とで乖離が生じる可能性は、多少なり出てくる。やっぱりできれば現物のジャッジを正解としたいというのが、偽らざる気持ちだ。
勿論杞憂に終わる可能性もあるが、結果を気にするより総勢124ものアイテムを鑑賞する機会であるということ、ここを僕はプッシュしたい。ブランドとしてメジャーとかまいなーとか関係なく、まあ同人イベントみたいな感じでもいいと思うので、好きな奴が、あとできれば通りすがりの人も、気軽に見て楽しめれば、まずはそれで。