前からちょっと気になっていたブランドがこのたびINDIES SILVER EXPO@下北沢ストローカーにて取り扱われるということで、書いてみる。
そのブランドは福島県に拠を構えるYASHIRO。
ちょっとレトロなワルを感じるデザインが特徴。ホースシューやクモの巣をメインモチーフに、往年のロックンロールを思わせるアイテムが揃う。仕上げはかなり綺麗で、完成度が高い。デザインをまとめるのが上手いように見えるが、それでいて凝りようを見る限り大量生産は出来そうに感じられない。
ホームページで紹介されているワンメイクのラインナップを見ると、こちらの方が向いているように思えるので、職人気質なブランドなのかもしれない。
ジルコニア遣いのうまさもワルっぽく、プレスリーにでもつけさせたら似合いそうだ。
えてしてパンクやロックのテイストのアイテムはつける人を選ぶが、流行に左右されないデザインというコンセプトどおりベーシックに使えるようアレンジされたアイテムが多く、とりわけワンメイクではかなり幅広いデザインを生んでいる。
いわゆるインディーズブランドにここでは多く触れてきている。そういったインディーズといわれるブランドをみるにYASHIROはアイテムラインナップも揃っており、ひとまずブランドとしての基礎は整っていると思うが、多くはない。洋服ほど頻繁に買っていくものではないかもしれないが、ブランドというより工房といった方がしっくりくる気がする。
話は変わるが、個人でやっているブランドはえてしてそういったところが多いように思う。
しかしこれはどちらが是・非ではなく、既製服の有名ブランドも個人経営の仕立て職人も、ある意味応えるニーズの違いであり、どちらの質がいいとか悪いというものではない。
が、中途半端になってしまっては中堅ブランドにしかなれないと思う。たいていの場合クリエイターというものに固執しながらブランドオーナーはできないからだ。
2005年01月14日
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