冬真っ盛り。
先日、新年会で新宿に出た際、マルイメンを覗いてきた。ここの1階はシルバーがいっぱいある。BWLとロイヤルオーダーがセール的なことをやってた。50万相当の組み合わせで30万になるとかそんなんだった。バブリーな世界だな、まったく。
ここではイニシャルクラウンのジッポが合って、前ちょっと欲しかったけど最近そうでもなくなった。いつだったかLSDの高蝶氏がBWLも結局土産屋さんかあ、といってたが、僕はその時イニシャルクラウンはなんだかんだ言ってもデザインとしてよくできてていいじゃんと思ってたし自分もRのペンダントを持ってる(ビルの彫り入り)のだが、なんかいかにもシルバーをカップルアイテムみたいにしか見てないみたいな客が「イニシャルのありますか」って来てたのを見てなんだかなあと思ってしまった。
まあ事実僕のも母のアメリカ土産なんだが。(理解ある親でありがたいです)
実際世の中じゃそんな扱いか、と思うとそれなりに気に入っててもアイテムのアイデンティティが希薄だ。
ウルフマンBRSもあって、でもなんかウルフマンはセールじゃなかったがかわりになんとLPルシアンがセールをしていた。ルシアンのセールなど見たことなかったので意外だった。優美な曲線とシンプルでありながら肉厚なボリューム感、アメリカンブランドには珍しい整った仕上げが特徴で、一時期はかなりステイタスがあった。
近頃はすっかり存在感を失いつつあるが、ギロームパジョレックのブランドは何でいつもそうなんだろう。ギロームはとことんマイペースだからだろうか。アメリカンライダーももうお休みとか言うし。ルシアンも新作作ってないんじゃないかと思ってたが、どうなんだろう。
3〜4割引とかなりの値引率だが、正直言うと複雑な造型でもないし、それでも安くはない。が、大ぶりで重厚であり、ラインは狂いがなく、クオリティは高い。
私見になるがこういったものはある程度年輪を重ねた大人がつけてこそのように思う。僕のような年代がつけるにはシンプルなくせに高すぎるが、厚みと輝きは高級感と落ち着いた雰囲気を出す。ブレスなどは特に幅も太く、ごつめにもなりそうだが、優しい曲線がそれを高級感に仕上げる。ボリューム感が高級感、上品さになりうることは以前ロードキャメロットに関する記事で触れたとおりだ。
セールはいつまでやっているのか(まだやってるのか)わからないが、ともあれ手にとるいいチャンスではある。興味のある方はいってみるか、問い合わせてみるなどしてはいかが。
S&AとCrosstenもあった。が、どちらもブランドという感じではなかった。前者はサイトを見てわかるように体裁も整っていない。しばしばたとえで使うノーブランドに名前がついている状態というのが正直なところだ。断っておくがブランド=ハイクオリティ、ノーブランド=粗悪品、という図式ではない。本来的にはブランド=ハイクオリティはあって然るべき条件ではあるが、現在そういう状態にあるとは思えない。
この場合、ノーブランド状態というのは、ブランドコンセプト、ブランドカラーがない、つまりブランドにアイデンティティがない。それはもうアイテムのラインナップを見ればわかることだろう。
crosstenは母体が歴史のあるジュエリーメーカーだけあって出来はいい。同じ土俵で比較することが正解ではないような気がするが、当サイトで取り上げるブランドたちと比較すると、BLOOMに代表される「百貨店に並ぶカジュアルジュエリー」のイメージは否めない。是非ではなく区分であると思うが、その分メンズアクセの中にあると目をひく・・・事はなく、埋もれてしまう。オニキス使いやそれなりのボリューム感、なにより仕上げの綺麗さなどちゃんと見ればクオリティは高いが、強い個性はない。良くも悪くも商業的であるため、はみ出ず、隠れずとなっている感がある。改めて言うが、どちらが是、非、と言うものではない。
が、しいてデメリットをあげるとすれば、S&Aもだがやはりスピリチュアルな意味合いに欠け、ファッションアイテムとしての趣に特化しているというところか。そういったブランドはレモンツリー、ブランカ、KISS、デザイナーこそ前面に出ているがストーンマーケットなどもそうだろう。ワイルドストロベリーもターゲットは限定的だが、近いものがある。
ビジネス的に成功しているし、リーズナブルでクオリティの高いもの、ファッション性の高いものが豊富なラインナップで揃うため、ニーズもあるので、これはこれでいい。
ただし、一生もののオーダーをするとなったとき、精神的な意味付けがしにくいという点のみどうにかカバーできないものか。
まあ、普通オーダーってだけで十分意味合いついてるんだろうけど、ブランドセレクト自体にもデザイン性以外に意味があったほうが、それこそお守りだったり願掛けだったり、いいと思うのだ。
2005年01月09日
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