2004年12月19日

シルバー戦術

さて今回はシルバーブランド乱立の昨今において、これまでとはまた違う切り口でそのブランド戦略を考えたいと思う。
これはメルマガのほうでも突き詰めてやっていこうと思う。こっちでそればっかになるとシルバーのブログというより経済ブログになってしまいそうだし、そんなん専門にやる能力は自分、ないので。
これまでブランドのあり方みたいなものを考えてきたけれど、今回はより実践的に考えてみようと思う。戦略的思考というやつである。
簡単に言うと、ある目的のためにゴールを考え、そこに至るまでの戦略を考えるというプロセスのことで、目標達成において必須の考えだとされているとかいないとか。
まずはじめにすべきはヴィジョンの設定だ。これはかなり具体的である必要がある。漠然とした目標では、具体的な戦略は決して立てられないからだ。ゴールへの道のりを逆算して考えるということなのだ。
例えばシルバーブランドにおいて、課題を考える。
そこで課題として取り扱い店舗が少ない、認知度が低い、などの問題点があり、強みとして商品バリエーションは揃っている、納品力もある、とあったとする。そこから描くヴィジョンはいろいろあるが、例えば2年以内に取扱店全国15店舗、などというものがでてくる。
そしてその目標を達成するためにどうすればいいかを考える。それもやはり具体性があるべきだ。売り込み営業をする、などとただ漠然と言うより、そのやり方をはっきりさせたい。お店において貰うには、お店の人にサンプルやカタログを見てもらい、良さをわかってもらう。そのためにお店の人に話を聞いてもらう経路を得る、カタログやサンプルを準備する、いつでも契約できるように商品を出せる態勢を整えておく。

しかし実際には競合ライバルがいるため、単純にプロセスを経るだけでは目標に達成できず、常にライバルより優位に立つ戦略が必要になる。常に相手の出方を予測し、その先を読むシナリオを描く。
カットスロートという絶好のテストケースがあるので、当てはめてみる。
12月新参戦ブランドDは、12月期にボーナス商戦、クリスマス商戦の訪れを考え、高額商品が出ることを予測した。
しかしそれは競合も予測してくることで、ウォレットチェーンやプレゼント向け商品が投入されるだろうと仮定した。
そこで通常のウォレットチェーンに手を出さない層に目をつけ、ショートウォレットチェーンというアイデア商品をセレクトした。

これはモデルがバレバレだが、実際の意図がこうであるかはわからないし、かなり単純化してある。が、例としてあげるならこうなる。
今回これはさわりの部分というか、戦略的に考えるという概念の提示に過ぎないけれど、シルバー業界を見る際に、またブランドをやっておられる方は何らかの参考にでもなれば幸いである。
posted by 遼 at 04:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白そう。というか、ためになるから
もっと詰めてください。楽しみにしてます。
Posted by 虫眼鏡 at 2004年12月19日 07:40
おぉ・・・ありがとうございます。
結構苦手範囲なので自信はなかったりするんですが、ちょっとがんばって見ます。
Posted by 遼 at 2004年12月19日 20:05
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