鉄は熱いうちに打て、さもなくば死ね、という言葉もあるので満足に整理する時間もない中ですが忘れもしないうちに殴り書きをします。
といって、別にスカスすつもりはないですが、有明だ幕張だドームだというイベントではないですから、そういうテンションではないです。
まず、こうした試行錯誤が制作者主導で行われることを、大変ポジティブに捉えています。
クラフトマンのイベント、アクティビティ、まあそういった作って売る以外のアクションというと、百貨店の催事や特集、在店イベント、もしくは蚤の市系イベント、あるいは音楽やバイクや学術系や…関連他業種イベントの出展がほとんどでしょうか。
中にはクラブイベントを主宰したり、ショーやパーティなどを開催することもありますが、マンパワー的にもそんなにハードルの低いことではないでしょう。
何の話かというと、お膳立てされたハコにブースを構えて展示するイベントが主流の中、発信者が主体的に働きかけるイベントということについては積極的に応援していきたいと、そこは明確に申し上げておきたいところです。
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2016年08月25日
2016年04月21日
2015年05月20日
2014年09月29日
2013年12月15日
振り返り
まるっと一年以上寝かせて、もうこのまま消滅させてしまうかなーなどと思っていたけれど引っ張りだして思いのたけを書いてまいります。
なんだかんだで10年目となり、書き始めの頃とは自分自身の経験もありつつも、世の中自体がまあ随分変わったと言っていいでしょうね。趣深いですね。
その間、たくさんのクリエイターが生まれました。造形技術の平均レベルも随分上がりました。値段もまあ、あがりました。一方で、たくさんのブランドがその活動を終えてもいきましたね。
市場全体のパイは残念ながら発展どころか小さくなっているのかな、という印象を受けますが、コスチュームジュエリー分野と混じり合った新たな購買層も生まれてきているようです。
もっともそちらの方は真鍮や亜鉛ダイカストにメッキなど、金属の素材感にはあまり頓着がないところが主戦場なので、簡単にひっくるめるわけにもいかなさそうですが。
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なんだかんだで10年目となり、書き始めの頃とは自分自身の経験もありつつも、世の中自体がまあ随分変わったと言っていいでしょうね。趣深いですね。
その間、たくさんのクリエイターが生まれました。造形技術の平均レベルも随分上がりました。値段もまあ、あがりました。一方で、たくさんのブランドがその活動を終えてもいきましたね。
市場全体のパイは残念ながら発展どころか小さくなっているのかな、という印象を受けますが、コスチュームジュエリー分野と混じり合った新たな購買層も生まれてきているようです。
もっともそちらの方は真鍮や亜鉛ダイカストにメッキなど、金属の素材感にはあまり頓着がないところが主戦場なので、簡単にひっくるめるわけにもいかなさそうですが。
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2012年11月14日
Myth × Chaos
こんなブログにたどり着く人ならもう承知のこととは思いますが、
日頃お世話になっておりますGuardia、Legiomadeの2ブランドの合同展
「Myth × Chaos」が近く行われます。
イベントにむけての新作やコラボレーションアイテムなど普段の店頭とは一味違った世界が披露されます。
■期間:2012/12/1(Sat) - 12/9(Sun) 12:00 - 20:00(最終日18:00まで)
■会場:GALLERY「白(しろ)」 東京都渋谷区神宮前1-13-18安田ビル2F Acryl-Bones内
■Tel&Fax:03-6804-5294
■Web:http://go-south.info/main/
■Mail:info@go-south.info
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2012年08月07日
2012年05月28日
2012年04月22日
F.A.L. 東京進出
このブログを始めるきっかけになった大きな要素の一つに、「インディーズブランドバトル カットスロート」というウェブ・店舗連動企画があった。
2000年代前半、ブームも一時の爆発的なところから終息に向かい、多様なブランドが乱立した時代。市場の確立ままならず、アートなのか、カルチャーなのか、ビジネスなのか、境界線もないまま入り混じり、個人制作者もメーカーブランドも等しくブランドバリューを持たない中で、様々な市場づくりを模索していた。
カットスロートはそんな時代に、L.S.D高蝶氏主導で実施された、クリエイター発掘企画。それはある意味実例作りのトライアルであったり、まだ確立され切っていない「シルバーアクセデザイナー」への啓蒙でもあった。
気付けばカットスロートの起ち上がりからもうおよそ8年ほどの時が経った。きっとこの記事が、何のことかわからない人の目にも入るのだと思う。
F.A.Lは僕がそのカットスロートを知るきっかけとなったブランドで、クリエイター間のバトルを勝ち抜き、今では全国に取扱店、愛知に直営2店舗を持つに至ったブランドだ。その3店舗目が、東京は原宿にオープンすることとなった。
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2000年代前半、ブームも一時の爆発的なところから終息に向かい、多様なブランドが乱立した時代。市場の確立ままならず、アートなのか、カルチャーなのか、ビジネスなのか、境界線もないまま入り混じり、個人制作者もメーカーブランドも等しくブランドバリューを持たない中で、様々な市場づくりを模索していた。
カットスロートはそんな時代に、L.S.D高蝶氏主導で実施された、クリエイター発掘企画。それはある意味実例作りのトライアルであったり、まだ確立され切っていない「シルバーアクセデザイナー」への啓蒙でもあった。
気付けばカットスロートの起ち上がりからもうおよそ8年ほどの時が経った。きっとこの記事が、何のことかわからない人の目にも入るのだと思う。
F.A.Lは僕がそのカットスロートを知るきっかけとなったブランドで、クリエイター間のバトルを勝ち抜き、今では全国に取扱店、愛知に直営2店舗を持つに至ったブランドだ。その3店舗目が、東京は原宿にオープンすることとなった。
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2012年02月26日
一般消費者として
いつの間にやらそれなりにマニアなくらい物を見て来て、業界に期待したり憂いたり、そういうことしか書かなくなって久しいのだけれど、たまには原点に立ち返り、素人視点でのフツーのブログを書いてみようと思う。
欲しいものは今だって考えればいろいろあって、でも経済的な理由やら数あっても着けられる個数に限りがあったりでそうそう簡単に買うわけにもいかず、しばしばウインドーショッピングやネットで見て回ることを繰り返していて、あれやこれや思いを巡らせている。
ほとんど丸一年活動休止、なんて時もあったけどトータルにしてもうかれこれ開設から8年半。興味を持った頃に制作に手を出していたなら、今頃レベルはともかく物を造れる人になっていたかもしれないほどの年月、アンテナを張っている計算だ。
そういうわけだから、ブーム最盛期にティーンエイジャー、その辺を入り口にその後のドメスブランド隆盛と乱立、衰退まで素人目ではあるが見続けていた勘定になる。
だからブログ初期に「ほとんど素人なのによく万の値付けて売ろうと思うよなあ」なんて酷いこと言ったようなクリエイターも、続けているならいっぱしのキャリアを積んでいることになる。考えてみると結構感慨深い。
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欲しいものは今だって考えればいろいろあって、でも経済的な理由やら数あっても着けられる個数に限りがあったりでそうそう簡単に買うわけにもいかず、しばしばウインドーショッピングやネットで見て回ることを繰り返していて、あれやこれや思いを巡らせている。
ほとんど丸一年活動休止、なんて時もあったけどトータルにしてもうかれこれ開設から8年半。興味を持った頃に制作に手を出していたなら、今頃レベルはともかく物を造れる人になっていたかもしれないほどの年月、アンテナを張っている計算だ。
そういうわけだから、ブーム最盛期にティーンエイジャー、その辺を入り口にその後のドメスブランド隆盛と乱立、衰退まで素人目ではあるが見続けていた勘定になる。
だからブログ初期に「ほとんど素人なのによく万の値付けて売ろうと思うよなあ」なんて酷いこと言ったようなクリエイターも、続けているならいっぱしのキャリアを積んでいることになる。考えてみると結構感慨深い。
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